角川文庫<br> 日本探見二泊三日

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角川文庫
日本探見二泊三日

  • 宮脇 俊三【著】
  • 価格 ¥748(本体¥680)
  • 角川書店(1994/03発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 240p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041598078
  • NDC分類 291.09
  • Cコード C0195

出版社内容情報

気負いなく日本各地に二泊三日でふらりと出かけて、ふるさと日本の魅力を再発見。鉄道趣味人ならではの五能線の秘境や北海道のローカル線探訪から、雨の熊野古道や四国のお遍路、親不知、五島列島まで。気負いなく日本各地に二泊三日でふらりと出かけて、ふるさと日本の魅力を再発見。鉄道趣味人ならではの五能線の秘境や北海道のローカル線探訪から、雨の熊野古道や四国のお遍路、親不知、五島列島まで。

宮脇 俊三[ミヤワキ シュンゾウ]
著・文・その他

内容説明

遠くへ行くばかりが旅ではない、遠近に関係なく「旅」は可能だ―。国内の鉄道路線を乗りこなし、世界の鉄道を旅した著者が、二泊三日ほどの日程で、おおげさな気負いもなく、ふるさと日本「探見」の旅に出かけた先は…。団体客が押し寄せるような有名観光地ではなく、訪れる人はその数十分の一、まだ荒らされずに日本のよさが残り、しみじみと静かな旅にひたることができる、そんな土地の数々。熊野古道、親不知、日豊海岸の浦浦、南淡路、五島列島、名張、お遍路の道、ちほく高原鉄道など、旅本来のもつ味わいに充ちた日本ふるさと紀行。

目次

雨の熊野古道を拝む
親不知の険から山姥の里へ
豊後水道と日豊海岸の浦々
秋田の「かまくら」いろいろ
南淡路の明暗
阿武隈山地は三春と霊山
三泊四日の五島列島
名張今昔
鵜飼と南無阿弥陀仏
四国お遍路やぶにらみ
マツタケと石の蛭川村
五能線の秘境下車
北海道ちほく高原鉄道・ふるさと銀河線

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

浅香山三郎

21
疲れた時は、宮脇俊三の本を読むのが丁度良いらしく、積ん読だつた本書を帰省移動中の電車で読む。タイトルにもあるやうに、2泊3日といふ手頃さで、何も力まない旅を少々ひねくれた感じで描写する、著者のスタイルがよい。夕張閉山後の風景を描く「夕張今昔」も、バブル期の空気とはやや無縁な場所を巡り、著者の視点が明瞭である。本書全編に言へることだが、リゾートといふ時流に乗つた言葉に回収されぬ、B級な旅でしか出せない日本の魅力を伝ヘて余りある。2019/12/29

ドナルド@灯れ松明の火

18
宮脇さんの「旅」の紀行文などから選ばれた紀行エッセイ集。鉄道完乗の間立ち寄りたかった町や旧跡を巡る旅。普段の鉄道中心から、その地の歴史や人との対話等に重きが置かれ宮脇さんの人となりがよりわかる楽しいエッセイである。お薦め2016/11/13

saga

16
旅行雑誌の連載で旅する著者の紀行文。しかし、他著を読んできた自分にとって、本書掲載の紀行文は中途半端な印象を否めない。企画と掲載スペースの関係だと思うが、日程の短さと相まって旅先での記述が何の余韻もなくブツッと切られてしまう感じを、各旅ごとに味わわされた。『夕張今昔』は著者が旅行当時、炭鉱の街からリゾート開発へと舵が切られた直後で、新しい施設が建設されたことを好意的に見ていたが、それが財政再建団体への転落の始まりだとは、さすがの著者も想像できなかっただろう。その意味では「今昔」を改めて考えさせられた。2013/05/02

さっと

11
私のもっとも身近にあった鉄道「ふるさと銀河線」の一編が収録されていて、ずっと読んでみたかったところ、運よく古本屋で100円であったので購入。まぁ、わがふるさとの情景はわずか5~6行で終わってしまったものの、とある一編で芭蕉にふれた箇所がおもしろかった。かの有名な『おくのほそ道』は、「今日の原稿用紙に換算すると、たったの四十枚」で、宮脇さんは、40キロも歩いた道程をわずか1行ですましてしまう「省略の妙」に感心し、「私など一日分の旅で二○枚も書く」としている。なんだか、敬遠していた芭蕉に、妙に親近感がわいた。2014/04/08

S.Mori

10
題名の通り、著者の宮脇さんが二泊三日程度で行けそうな旅行に出かける話です。この作者の本領である鉄道の旅の記述はあまり出てきません。その点は物足りないですが、紀行文としては十分に楽しめる内容です。宮脇さんは作家になる前は編集者でした。洗練された都会人と言ってもよい人物ですが、日本の田舎に出かけてその土地の魅力を描き出そうとする熱意には頭が下がります。例えば、この本の中では五島列島の魅力が紹介されます。この本を読むと、改めて日本の田舎の良さを感じました。人情に篤い人たちが生活しており、食べ物がおいしいのです。2019/10/06

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