内容説明
「坂本、オレは確かに、お前のラヴ・ソングを聴いたよ…」村上龍の1通の手紙から始まった往復書簡は50通を越えた。時には寂しげに、時にはユーモラスに、世界を駆け巡って交わされた、二人のアーティストの魂のドキュメント。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぞしま
4
再読。二十歳ころに読んでいた記憶が蘇る。目新しさは特に感じなくて懐かしく読んだ。ダブル・ドラゴンの交歓書簡。2019/05/04
カイ
1
読んだあと印象に残ったのは坂本の言葉が多かった。芸術家の苦悩が手紙で見え隠れする。 「自由な人間は何かを創作する必要なんかないだろう。」 村上はいつも通りという感じ。 だが、このふたりの関係も悪くはないなと思えた。2019/04/01
aaboo
0
村上龍が、映画とキューバ音楽についてばかりに書いている様に感じた。2014/11/28
saki
0
1995年2月読了2002/01/01
ピラックマ
0
教授が無くなり、今読んで思うことは、2人のエネルギッシュさと80-90年代の日本の豊さ。 これだけ金に任せて世界中を駆け巡りモノを作れるアーティストは今の日本にはいないよね。2023/05/05