内容説明
「恋のしたたかさにおいて、女は男の比ではない。なにしろ人生がかっているから」「女のさようならは、命がけで言う。後戻りできないくらい強くはっきりと言う。それは新しい自分を発見するための意地である」―。恋愛、結婚、別れ、不倫、仕事、ファッション、ダイエット…。「私は何回生まれかわっても、いつも女に生まれてきたい」と語る著者が、小説やエッセイに残してきた宝石のような言葉を厳選収録。輝く人生を送りたい女性のための珠玉のフレーズ・セレクション。
目次
1 恋愛問題
2 上手な男との別れ方
3 男は女の鏡
4 花より結婚
5 男と女ほどわからないものはない
6 運命というのは
7 プロになるということ
8 女の一生は本当に忙しい
9 年をとる楽しみ
10 幸せになろうね
著者等紹介
林真理子[ハヤシマリコ]
1954年、山梨県生まれ。日本大学芸術学部卒。85年「最終便に間に合えば」「京都まで」で直木賞、95年『白蓮れんれん』で柴田錬三郎賞、98年『みんなの秘密』で吉川英治文学賞を受賞。96年小説『不機嫌な果実』がベストセラーになり、映画化される。99年エッセイ『美女入門』が話題になるなど、小説、エッセイ両分野で活躍中。直木賞選考委員
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
M
60
一笑。男は納豆みたいなもんって。つまらないような面白いような真理子節。2016/07/18
まひと
35
小説だと思って選んだら、林真理子さんの語録集でした。恋愛、結婚、別れ、不倫、仕事、ファッション、ダイエットなど、女が一度は考えることの数々がぎゅっと詰まっていて、ある部分には共感し、またある部分にはショックを受け、一喜一憂しながら読みました。女心は複雑ですが、それが魅力なのだろう。この作品は10章に分かれているのだけれど、中でも"男と女ほどわからないものはない"という章が一番よかった。いつかこの本に登場してきた林さんの作品を読んでみたいなぁ。面白かった!2016/03/06
ゆ
10
たびたび共感できるようなフレーズがあったから、大人の仲間入りかも。と思う10代最後の夏。はじめての林真理子作品だったけれど、もっと読みたくなってきた〜。手始めに何を読もうか。2018/08/21
aki
9
語集。巻末に林真理子作品が羅列してあったけどめちゃくちゃいっぱいあるのな。それも2010年くらいまでのしか記載なかったから、そこからまたいっぱい書かれてるんだと思うと…読みたい林真理子の本が増えた気がして嬉しい2018/06/19
のり
6
恋愛、結婚、別れ、不倫、仕事、ファッション、ダイエットなど、林真理子さんが書いたエッセイや小説から抜粋した語録集。いろいろな女性の目線がわかる気がしました。2015/09/26