角川文庫<br> 影絵の町

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角川文庫
影絵の町

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  • サイズ 文庫判/ページ数 273p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784041576076
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

ときめく恋、淋しい恋、情熱的な恋、せつない恋。〈おとこ〉と〈おんな〉。新たな〈恋〉のドラマが始まる時、夕闇という名の幕は、静かに二人の姿を隠す…。恋のドラマにあわせて、阿刀田高が奏でる恋の〈夜想曲〉。今夜の観客は、貴女ひとりです。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takaC

62
旅先での交通手段にタクシーを使うなんて贅沢は自分はほとんど経験がないな。沢渡〜上高地みたいな通行はタクシー限定みたいな区間ぐらいだけかも。旅先に限らずタクシー自体数えられる程しか乗ったことがないのだけどね。ありゃ?何の話だ。ま、そんな事を考えさせられる本だということで。2015/10/14

MIKETOM

5
以前訪ねた町を再び訪ねる。そして数年(数十年)前に訪ねた時のことを心に思い描くという短編集。『遠い宴』高校の頃裕福なクラスメートがいた。夏休みに別荘に招待される。父母もきれいな妹も気さくで感じのいい人。夜にパーティが開かれたが夢のようなひと時だった。その家はやがて没落し別荘も売却。友人は一般社会に馴染めず自殺。妹は幸せとは言えない結婚をしやがて病死。残された父母は細々と暮らす。母から「娘(友人の妹)はあなたのことが好きだった」と言われた。十数年後、別荘の近くを通りかかると…。微かな幻想譚。阿刀田の真骨頂。2019/02/23

グラスホッパー

3
再読。色々な町を数十年後に訪れる、という設定がいい。2018/11/15

takaC

2
1992年8月読了。1999/01/01

ゆりっぺ

0
1998年4月26日

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