出版社内容情報
「忘年会と新年会はどちらがエライか」等々、徹底的に無意味な事を語り合う途方もなく笑える人気本。
内容説明
日曜日の夕方、温泉街の宿に集まった四人の男たち。風呂からあがりビールをあおり身も心もゆっくり解きほぐされた頃、予習、展望全くナシ、の座談会が幕を開く。「忘年会と新年会はどちらがエライか」「もし夜がなかったら…」「いい記念日、悪い記念日」等々、日頃からどうしても解決したかった人生の本質を、いーやホントは、どーでもいいに違いない話題を朝まで熱く語り尽くす。ゆるーく盛り上がる行く先知らずの言葉のライブ、完全パックでお届けします。
目次
怒りと涙の七本勝負（ごはんと麺類はどちらがエライか；買い物の問題；忘年会と新年会はどちらがエライか；わが人生の怒りとよろこび ほか）
カニエビたちのはげしい夜（いいパーティ、悪いパーティ；現代に友情は成り立つか；曜日はいつから始まったのか？；おじさんたちの科学９３年版 ほか）
ぐふぐふ温泉四人旅（お正月を考える；いい記念日、悪い記念日；もし空を飛べたら；間違えやすい言葉 ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
49
読書疲れに最適。腹筋はつくし、肩のコリまでほぐれる！ いや笑った笑った。電車の中で読むときは注意しよう。どんなに疲れていても、この本は読める。楽しい。四人のオジさんたちも、開放されるともうほとんど高校生集団のノリになる。わざわざ旅館に一泊して録音を起こしてまで再現した内容は……もうホント最高傑作。それにも増して、盛り上げているのが沢野画伯の例の絵と、そして脚注（笑）！ あのちびまる子ちゃんのナレーションみたいな、的確なツッコミがまた笑える。何といっても圧巻は、ラストの座談だ。最後まで笑いが止まらないよ。2023/09/27
えか
26
いやー、参った！季節の変わり目でアトピー性皮膚炎が悪化、読書がままならない状況となった。というわけで、小難しい本、ややこしい本はパス！集中力がほぼないからだ。で、手に取ったのが、コレ！途中で読書が切れても、すぐに続きから入れる。しかも何度も読んだ本なので、安心して面白さを味わえる。昼食で初めて入った店で、混んでいるわ、早く出なくちゃいけないわで、急いでいる時頼む、アジフライ定食のように、最低限の味が保証されて、素早く出てきて素早く食べられる、そんな本です。内容、こんなもんで許してくれ！とにかく、痒いのだ！2023/03/27
けいちゃっぷ
9
ほんとにこいつらバカだねー。うらやましいぜ。３５６ページ2009/11/04
MIKALIM
7
ばかだねー◎(すごく面白かったの意)いちばん強いもの決勝ﾄｰﾅﾒﾝﾄて◯2014/09/27
sawa
5
★★★★☆ 作家、画家、書評家兼出版社社長、弁護士という立派な大人達が、またも懲りずに「忘年会と新年会はどちらがエライか」、「100は本当にエライか」、「もし夜がなかったら」について真剣に討論する座談会第二弾。討論自体はもちろん、下段の目黒孝二による解説も、沢野ひとしのなぞ絵も最高におもしろい。2012/08/28
