角川文庫<br> 俳句の時代―遠野・熊野・吉野聖地巡礼

角川文庫
俳句の時代―遠野・熊野・吉野聖地巡礼

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  • サイズ 文庫判/ページ数 262p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784041456088
  • NDC分類 911.304
  • Cコード C0195

内容説明

それぞれの立場から、現代文学史に衝撃的な登場を果たし、その後、常に時代の最も尖鋭な位置で活動を続ける二人が、三つの〈聖地〉を巡りながら語り合った異色の対談集。おのおのの土地の神話、伝承、祭りにじかに触れつつ土俗の闇に挑み、闇を照らす炎として俳句を選んで交された白熱の対話は、〈言葉〉の力を再構築して、いま文学の行方を示す。

目次

遠野―キーワードは〈芙蓉〉
熊野―闇からのヴァイブレーション
吉野―桜の花のバリヤー

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

紫羊

14
桜の真っ只中の吉野での対談が妖しくも豊か。来年の春は吉野に行こう。2023/05/24

芋煮うどん

4
恐らく再読。濃い二人の濃い対談。ただ、二人が紡ぎだす言葉の自在さ、強さ、艶やかさ、わかってはいても圧倒される。2020/09/15

hiratax

0
一緒に吉野旅行をしていた。2005/12/04

寛理

0
☆ 「ウル言語」の話とか、なるほど、という感じがしないでもないが、だいたい、「万葉」の世界を神聖化していて、わけのわからない話だった。磯田光一の解説も意味不明。 吉野で角川春樹が「UFOだ!」と叫んだのでみんなで窓に駆け寄る、というところがあるのだが、中上にもUFOが見えたのかどうか、はっきりしない。中上は「そんな感じでしたね…」とか言ってるだけ。2019/06/29

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