内容説明
8篇のストーリーが、ここであなたを待っている。どれもすっきりと短い。しかし、奥行きは静かに深い。ときにすこしだけ白く、あるときはすこしだけ黒い余韻のなかで、しばし主人公の気分。それぞれのストーリーのなかに、もし自分がいたらどうするだろう。読みおえたら本棚には返さず、友人から誰かひとりを選び、その人に手渡してあとをまかせたい。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りんご
4
何からすこしだけ白?すこしだけ黒? ようは純粋じゃないこと。 三角関係のお話が多い本でした2022/11/02
TAC
0
87年読了
CEJZ_
0
1P16行。80年代、ノスタルジー。字幕の練習。8編の短編から成り、1話おわるごとに「著者との会話」のページがあり、質問に答えるような形で、著者がそれぞれの短編について語っている。正直にいえば、どれも読んだあとから忘れていくような、物語ではなくシーンの連続のようだ。雰囲気が通り過ぎただけ。高校生でバイクに乗って、夏休みに仲間と泊まりがけで、はるか遠くへ観光ツーリングへ出かけるなんて、今はないだろうなあ。角川文庫で刊行されていた、数々の片岡義男作品のタイトルを見ているだけで懐かしさがこみ上げる。2016/01/26
YhayaC
0
★★2009/03/15
meg
0
防波堤を歩きながら。2022/10/16