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角川文庫
忍者丹波大介

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  • サイズ 文庫判/ページ数 510p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041323236
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

関ヶ原の合戦で徳川方が勝利をおさめると、激変する時代の波のなかで、信義をモットーにしていた甲賀忍者のありかたも変質していく。丹波大介は甲賀を捨て一匹狼となり、黒い刃と闘う。

内容説明

秀吉の死去により、世はふたたび戦乱の暗影に覆われる。丹波大介は、信義を失い、生き残らんがためかつての主にすら刃を向ける甲賀忍びの仕様に見切りをつけ、一人信ずる者のためにその技を使うことを決心する。愛する者を失い、伊賀のみならず、甲賀すらも敵にまわしての孤独な闘いの日々。そして、大介を待っていたのは、天下を分けた大戦の幕開けだった。陰に生き、そして死んでいく者たちの壮絶な闘いを描く傑作時代長編。

著者等紹介

池波正太郎[イケナミショウタロウ]
1923年東京浅草生まれ。尋常小学校卒業。海軍で従軍生活を送った後、新国劇の脚本家として時代小説を発表。60年「錯乱」で直木賞受賞。77年、「鬼平犯科帳」「剣客商売」「仕掛人藤枝梅安」(必殺仕掛人)の3シリーズで吉川英治文学賞を受賞した。代表作『真田太平記』。90年5月永眠
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えりすこ

7
秀吉の死後から関ヶ原までの時代を、忍者の視点で描く物語。皆が迷う中で自分の信じる道を進む主人公は潔い。2016/03/11

ぺしみち

1
面白い2014/09/06

きなこ

1
同じ時代が角度を変えて色々な忍者の背景で動いている。文庫本が手あか臭くて閉口した。2014/08/25

kimumaki

1
池波正太郎の『忍者丹波大介』を購入。池波正太郎はやっぱり面白い。この人が書いた忍者ものをもう少し追っかけてみようかな。2001/01/26

Mikey

0
忍者物の割にストーリーがしっかりしていて、主人公の設定も興味深く読んでて吸い込まれてしまった。豊臣と徳川の間で揺れる時代に真田父子と親密な交友を築き上げたり、忍者なのに人情に熱い生き方を徹底しようとする姿ははとてもすがすがしい。池波正太郎の想像力、執筆力の豊かさには今更ながらに驚く。2018/12/18

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