内容説明
何かに興味を持つ、オカシイゾと思う。すると徹底的に調べつくさないと気がすまないのが、著書の悪いクセ。すなわち好奇心のかたまりなのである。ビールにホップがはいっているのはなぜかという疑問から、ＵＦＯやコレステロールの謎まで、好奇心のおもむくところ、調べつくし語りつくす、“新発見”に満ちた快エッセイ集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
139
星さんのまだ読んでいない本をチェックしてます。角川文庫ではこのエッセイ集が再読未でした。内容的には結構楽しめるエッセイが多く、私などは「発想は気力である、そして体力である」という言葉に、うんうんと頷いてしまっています。何度読んでもためになることが見つかります。2016/11/25
ＭＩＫＥＴＯＭ
6
星のエッセイ集。しかしまあ、星ってのはものすごい博識作家なんだなってのがよくわかる。とにかく好奇心の塊。ちょっと血圧が高くなり調べたらコレステロールが高いとのこと。そうしたら星は、コレステロール関連その他の本を１５冊も買ってあれこれ調べ始めたんだそうな。で、その章がやや退屈だった（苦笑）一般人にはあまり馴染めなかったかも。身辺雑記を書いた部分はそこそこ。ただ、中国の旅行記を１４日分ぐらい書いてたけどあまり面白くなかった。あれなら俺のブログの旅行記のほうがずっと面白い。まあ、こういうのもアリかな。2017/10/29
エヌ氏の部屋でノックの音が・・・
1
昭和６１年 ８月１０日 発行 初版 2014/04/12
いづみ
1
エッセイ集。やはり目を引くのは「学習・コレステロール」の一作。ふとしたきっかけで興味を持った物事に対して、次から次へと本をたどっていつの間にやら広がっていく話。狭く深くというより飛び石のように渡っていく知識欲が、あの多数のショートショートの発想の原点の一つなのかも…と思ってみたり。2011/12/07
hirayama46
1
さまざまな雑誌などに掲載されたエッセイを集めた本。なので、すごく楽しい！ というものでもありませんが、やっぱり文章が上手く、気軽にさくさく読めて楽しめる1冊でした。2010/04/15
