角川文庫<br> 生きるヒント〈4〉本当の自分を探すための12章

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角川文庫
生きるヒント〈4〉本当の自分を探すための12章

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  • サイズ 文庫判/ページ数 227p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041294277
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

いまだに強さ、明るさ、前向き、元気への信仰から抜けきれないのはなぜだろう。周囲の皆が快活で自分だけが暗いと比較するのではなく、思い悩むこと、弱音を吐くことで救われていく自分の心を信じ、みつけ、自分の足で歩いてみよう。あらゆる思想、哲学に精通し、深い洞察力を持つ作家が、あなたの生活に活きる様々なヒントを提案する。混迷の時代を生きる私たちに明日への希望と指針を与えてくれる、珠玉のエッセイ第四弾。

目次

1章 触る
2章 選ぶ
3章 読む
4章 泣く
5章 甦る
6章 異る
7章 従う
8章 暗い
9章 情け
10章 叱る
11章 潤う
12章 贈る

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やっさん

7
当時ヒット作で、文庫になってジャケ買いしたもの。正直どの巻も響かないんだよな…。オレ、あまり悩まない、残念な人なのかもしれない…。2018/01/02

ZEPPELIN

4
最近はポジティブ・前向きという言葉を押し付けてくる流れが強いので、余計に反対の概念や言葉に注目するようになってきた。この本の中では「暗愁」という言葉に惹かれる。得体の知れない不安。そういうものに一人で向き合う時間が好きな人もいる。そりゃ社会は暗いより明るい方がいいけれど、個人に強いる必要はないし、明るいことばかりではないのも人生。湿っぽいものを拒絶して、やたらと乾いた現代が本当に素晴らしいものなのか。本音と建前を一緒にしようとする風潮は好きになれない2014/11/13

ゆきのすけ

3
伝わる人には伝わる、そんな謙虚な教えが織り込まれている。五木さんもコンビニに行って、インスタントうどんを食べたりするのが意外だった。「異る(ことなる)」を読むと、一つのことを続けられない、というのはまだ好きなことに気付いてないだけで、きっかけさえあれば私にだって続けられることはあるだろう、と心にゆとりができる。お灸、やってみようかな。食事のときにも五木氏のように読書ができたら、もっと本が読めるだろうな。一般にお行儀が悪いとされていることが残念だ。一人のときくらいなら多めに見てもらえたらいいのに。笑2011/01/06

邪馬台国

3
押しつけがましくないエッセーで気持ちが温かくなる。2008/10/03

読み人知らず

2
面白いですが、解説の柳美里さんの解説を読むと、さらに倍増します。2014/03/21

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