角川文庫<br> 魔法使いとお菓子たち (改訂版)

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角川文庫
魔法使いとお菓子たち (改訂版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 202p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041287354
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

おいしいお菓子には魔法がある―。どんなときも大好きなお菓子を情熱をもって焼きつづけ、おいしいお店を探しつづけてきた「私」。パイを作る不思議な粉の不思議な香り。チョコレートケーキの“一瞬の時”。奇妙な活躍をする小さな豆…。お菓子好きがこうじて、ついにはお菓子屋さんになってしまった著者の、世にも珍なるお菓子の物語。

目次

1 チーズケースには魔力が…
2 お菓子の女王とナポレオン
3 タルトのおなかでタルトを食べる
4 お姫さまと豆
5 消えた生チョコレート
6 チョコレートケーキには“一瞬の時”がいる
7 お菓子作りの秘密の部屋
8 魔法の粉と魔法の香り
9 デザートはモンブランの雪
10 男は肉を切り、女はケーキを切る
11 忘れられない手作りのお菓子
12 おいしいお菓子に鋳型はない
13 小さなコーヒーとブルーベリーのチーズパイ
14 ヒマラヤに登るお菓子たち

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なー

5
★★★★★ 古本屋で目に付いて購入。こんなにも美味しそうにお菓子が描かれていて、お菓子を愛している文章はないと思います。この方の作ったお菓子、食べてみたいなあ。それしても、こんなに全身全霊でお菓子を愛していては、きっとお菓子に魂の欠片が入ってしまって、ひどく疲れるだろうに、と思ってwikiを見てみたら、何と自死されていました…。やっぱり…と思う反面、命がけでお菓子と向き合っていらしたのだろう、そしてお菓子以外の事も、全て同じように真剣に命がけだったのだろう…と思うと→2019/03/15

kurumi

4
桂さんの目指したお菓子は、砂糖たっぷりの甘いお菓子や見た目の鮮やかさで勝負するのでなく、口の中に入れた時の味の広がりと香り、喉に入れた時の余韻が良いものを意識してお菓子作りをしているという。あくまでスタンダードかつ自己流を極め、なんだこのケーキは!と驚くような味の発見(魔法)を楽しむ。そこまでの道筋は決してやわではないが、おいしいと心から思えるお菓子を探るのは非常に楽しそうである。2020/07/18

ちんもくん

1
桂さんは本当にケーキが好きなんだなと分かる一冊。この薄い本の中に美味しい匂いがぎっしり詰まっている。2016/04/28

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