老いてお茶を習う

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老いてお茶を習う

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  • サイズ 46判/ページ数 288p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041148495
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

齢六十八にして、お茶を習うことになった。事のはじまりは、今から二十年以上遡るのだが、当時、私の担当編集者の女性と、還暦を過ぎたとき、自分たちはどうしているかといった話をしていた。私は、
「いつまで仕事をいただけるかわからないけれど、仕事があればずっと続けていると思いますけどね」
といった。私よりも二歳年上の彼女は、
「私はお茶の先生ができればいいなと考えているのですけれど」
というので、
「そうなったら、私もお弟子になる」
といったのである。
(本文より)

内容説明

恥ずかしい失敗ばかり、でも楽しい。68歳にして、お茶を習うことになった。着物も着るし、三味線も弾く。でも、お茶はまったく違う山だった。老いてなお、新しいことを学ぶおもしろさを綴るエッセイ。

目次

第1章 古稀の手習い
第2章 やる気はあるが、座るのが難しい
第3章 ひと通りやってみる
第4章 何もかも、うまくできない
第5章 違いを超えていく
第6章 「道」どころではない
第7章 お茶がおいしく点てられない
第8章 薄茶と濃茶の二本立て
第9章 気温もお稽古も「こりゃ、だめだ」
第10章 人生が足りない
第11章 どうしようもない大失敗
第12章 この先もお茶を

著者等紹介

群ようこ[ムレヨウコ]
1954年、東京都生まれ。日本大学芸術学部卒。数回の転職を経て、78年、本の雑誌社に入社。デビュー作『午前零時の玄米パン』が評判となって、作家専業に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さく

27
68歳になってから、茶道を習い始めた群さん。茶道や着物のことが書かれているけれど、私に全くその知識がないので、何のことやらちんぷんかんぷん。ちんぷんかんぷんのまま最後まで読めてしまったのは、群さんの文章の面白さのおかげかな。茶道についてはわからなかったけれど、興味を持ったことは、何歳からでも始められる!と思いました。2024/05/01

いちろく

27
「齢六十八にして、お茶を習うことになった。」から始まる著者の新刊エッセイは、お茶の稽古について。近年の著者のエッセイは老若男女問わず物申す内容も少なくなく、特に同性の女性に厳しいイメージがある。もちろん、著者自身が自分に厳しいからこそ他人にも厳しく物申しているのを、読者は理解している(はず)。そんな著者だから年齢を重ねて新しく始めることに対して、読者の一人としても興味を惹かれた。正直、私はお茶の世界もサッパリわからないが、真剣に取り組む姿は伝わる。やっぱり、群ようこ氏は群ようこ氏だ。読んで良かった。2024/04/28

青木 蓮友

16
まったく茶道を知らないわたしがかなり楽しく読めました。これもひとえに「群ようこ」の筆力、さすがです。群さん、こういうのがいいですよ、自分ツッコミが激しくて思わず何度も吹き出しました。作法のくわしくは9割わかりませんでしたが、これを書くのがいかに大変かはすぐさま想像でき、きっと本当にお好きで復習がてらもあるのかも。うれしい気配が伝わってこちらもわくわくできました。お菓子の場面なんて特によかったです。ひとり暮らしの父の家にこれを持って行ったら「茶道、習ったことあるぞ」と言われびっくり仰天、親って意外と深い。2024/05/14

*+:。.もも.。:+*

14
道具の名前もよくわからないし扱うものの所作もすべて文字で説明されているのでちんぷんかんぷん。これは映像で見たかったな。 お稽古に行くたび失敗だらけなのにめげないハートが素晴らしい。お稽古に行きたくないとは一度も思わなかったというのだから根っから好きなんだろうな。自分だったら畳の目の数まで数えて位置を測ったり季節ごとや棚の足の数ごとにお作法が変わったり道具の銘柄を覚えたりなんて頭をかきむしって「あ゛〰️〰️〰️っ!」言いたくなる。2024/05/10

スリカータ

12
前期高齢者の群さんが茶道を習うエッセイ。私は中学の茶道クラブで盆略手前を習い、義母が裏千家の師範なので、強引に師匠宅に連れて行かれて大恥をかいたり、頼んでないのに義母の手ほどきを受けたが、内心(面倒くさい…)と茶道の面白味が全く見出せなかった。群さんのエッセイでも、細かいお茶の決まり事には辟易するが、群さんの悪戦苦闘ぶりが面白かった。ことし89歳の義母が全く運動せずとも足腰に衰えがないのは、茶道のお陰だと思う。着物を着て重いお道具を軽そうに持ち上げる訓練を続ければ、筋力もつくだろう。2024/05/05

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