青瓜不動―三島屋変調百物語九之続

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青瓜不動―三島屋変調百物語九之続

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  • サイズ 46判/ページ数 464p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784041121603
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

行く当てのない女達のため土から生まれた不動明王。悲劇に見舞われた少女の執念が生んだ家族を守る人形。描きたいものを自在に描ける不思議な筆。そして、人ならざる者たちの里で育った者が語る物語。
恐ろしくも暖かい百物語に心を動かされ、富次郎は決意を固める──。

内容説明

宮部みゆきのライフワーク、江戸怪談!行く当てのない女たちのため土から生まれた不動明王。悲劇に見舞われた少女の執念が生んだ、家族を守る人形。描きたいものを自在に描かせてくれる不思議な筆とその代償。そして、人ならざる者たちの里で育った男が語る故郷の物語。恐ろしくもあたたかい百物語に背中を押され、決意を固める富次郎、母になるおちかそれぞれが岐路を迎える。

著者等紹介

宮部みゆき[ミヤベミユキ]
1960年東京生まれ。87年「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞し、デビュー。92年『龍は眠る』で日本推理作家協会賞長編部門、同年『本所深川ふしぎ草紙』で吉川英治文学新人賞、93年『火車』で山本周五郎賞、97年『蒲生邸事件』で日本SF大賞、99年『理由』で直木賞、2001年『模倣犯』で毎日出版文化賞特別賞、02年に同書で司馬遼太郎賞、07年『名もなき毒』で吉川英治文学賞、08年英訳版『BRAVE STORY』でThe Batchelder Award、22年菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

358
宮部 みゆきは、新作をコンスタントに読んでいる作家です。三島屋変調百物語シリーズも読み続けて9作目となりました。本巻は、おちかの愛娘 小梅誕生の巻でした。今回は中編3話+短編1話、百話までは、まだまだ遠い道程です。オススメは、『だんだん人形』です。 https://www.kadokawa.co.jp/topics/10228/2023/08/17

ひさか

235
公明新聞2021年8月2日〜2022年7月30日連載のものに加筆修正し、2023年7月角川書店刊。シリーズ9作目。青瓜不動 、だんだん人形、自在の筆、針雨の里、の4つの連作ホラー。いずれも怖いところのある話ばかりだが、救いや、幻想的な部分もあり、面白い。だんだん人形には、話が語り伝えられたそのものの理由に救いが潜んでいるのが興味深い。2023/09/26

KAZOO

217
宮部さんの「三島屋」シリーズの9作目です。聞き手の富次郎の前任のおちかが子供を産む前後の4つの話が収められています。三島屋の跡継ぎが帰ってきて、このシリーズも続くか心配している富次郎ですが話は続きます。やはりこの表題作が一番印象に残りました。青瓜という植物がその土地の金気を吸い取ってくれて不毛な土地を作物ができるようにしてくれて、ということですがそれにからむ人間模様が中心となっています。今回はほかの作品も何かを作り上げるということが中心になっている感じで楽しめました。2023/08/28

いつでも母さん

176
待っていました、シリーズの第9弾!今回は4話どれも良い。中でも表題作の1話目と4話目『針雨の里』が好み。おちかが無事に第一子・小梅ちゃんを出産して私までホッとして、人ではないが人の心を持つ化身たちに泣かされた。そうだ、小旦那・富次郎、描くのだ。もう大丈夫だね。宮部さん凄いや。参っちゃうなぁ・・読了直後の素直な気持ちだ。2023/09/02

ちょろこ

164
三島屋九之続の一冊。今作はいつも以上に楽しみな巻、そして人の愚かさ、良くも悪くも人が心に抱える思いの強さをしみじみ感じた巻だった。兄、伊一郎が帰ってきて、ちょいと自分の立ち位置を掴めない小旦那こと富次郎。そんな彼の元に必然的かのように訪れるお客さま。表題作は青瓜畑での富次郎の闘いと生命の闘いの重ね合わせ、その描き方が秀逸。命の尊さ、人が人を想う心の温かさ、恩の温かさ、愛が全面で感じられるのも良かった。語り手と一緒に泣いて笑う富次郎の姿がまた良い。そういう彼は語り手に寄り添い心和らげる立派な聞き手だと思う。2023/09/06

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