余白の迷路

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余白の迷路

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  • サイズ 46判/ページ数 352p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784041121559
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

定年後、図書館に通うことを日課にしている三木。七十歳。学校に行けず図書館で時間を潰す女子高生・早織。十六歳。半世紀以上、歳が離れた二人。それぞれ平和に暮らしていたはずだったが近所で起きたホームレス殺人事件に巻き込まれてしまい調査を始めることになる。事件はどうやら、三木の過去に起因しているようで──。

内容説明

ベンチで殺されたホームレスは、かつて思いを寄せた女性だった。定年後、図書館通いを日課にしている三木、70歳。学校に行けず図書館で時間を潰す女子高生・早織、16歳。半世紀以上も歳が離れた二人は、それぞれ平和に暮らしていたはずだったが、近所で起きたホームレス殺人事件に巻き込まれ調査を始めることに…。

著者等紹介

赤川次郎[アカガワジロウ]
1948年、福岡県生まれ。76年「幽霊列車」で第15回オール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。06年、第9回日本ミステリー文学大賞、16年『東京零年』で第50回吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よつば🍀

46
主人公は70歳の三木忠志。妻を50代で亡くし、訳あって義理の娘と二人暮らし。関係は良好で、日課は図書館通い。平穏で悠々自適な暮らしを送っていた三木だが、近所でホームレス殺人事件が起きた事で、穏やかだった日常にさざ波が立ち始める。近くに住む16歳の女子高生・早織と共に事件の調査を始め、真相が明らかになっていく。赤川次郎さんなので、殺人事件が起きても凄絶な描写はなく、軽めのタッチで読み進められる。ミステリーと言うより、家族の物語といった趣だが主人公の三木に好感が持てた。ミステリー初心者や若い世代の方にお薦め。2024/01/07

ゆっき

30
図書館通いが日課の70歳の三木と学校に行けずに図書館で時間を潰す女子高生の早織。ひょんなことから二人でホームレス殺人事件の調査をすることに。70歳なのにフットワークが軽く、家族思いで名探偵の三木を尊敬。いろいろ話が広がりすぎて消化不良。殺人事件の犯人には拍子抜け。良くも悪くも安定の赤川次郎作品でした。2024/01/25

なな

25
爽香シリーズ以外で久しぶりに赤川さん作品を読んだけど面白かった。少しタッチが違うような?また他の作品も読みたい。2024/01/20

hirokun

24
星3 赤川次郎さんは、私の学生時代から小説を書いていらした方で図書館の予約数にも相当の数が入っていた。さてこの作品についてですが、推理小説というより私にとっては何か家族小説のように感じた。主人公の年齢は70歳という設定で、普段の生活ぶりにも親近感を覚えながら読めた。極めて読み易い文章で一気読み。私の若い頃に主人公のようなロマンスはなかったが、今までの生き方を振り返るような時間を与えてくれた。2024/01/31

kum

22
図書館通いが日課の70歳三木。16歳の高校生早織や女性記者たちと出会い、さらには家族の問題もあれこれ起こり日々が一変する中で奮闘する三木の姿が微笑ましい。実も義理も関係なく娘たち(時々息子)を気遣い、高校生への態度も正直で誠実でかわいらしい。そしてみんなのいいところや頑張りをよく見ていて、必要な時にはそっと背中を押す。歳の離れた友達と呼ばれたり、みんながそばにいたくなる理由がよくわかる。70年生きていたら三木の言うように「たくさんの恥やつまずき」もあるだろう。でもそれこそが人生、それだから面白い。2024/02/29

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