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正義のセ〈2〉

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041104231
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

検事になり4年目の凛々子は強姦事件を担当。その頃、同期の順子が不倫騒動から退官することに。さらに父の浮気疑惑も。恋愛、仕事、生き方を深く考えさせられた凛々子は事件に対し結論を出すがミスを犯してしまう。

内容説明

検事になり4年目の凛々子は連続強姦事件を担当。許せない犯罪なだけに入念な取り調べをするが、同じ頃に同期の順子がスキャンダルに巻き込まれ検事を辞めることに。さらに父・浩市の浮気疑惑で家族は大騒ぎ。女性にとっての恋愛、仕事、生き方を深く考えさせられた凛々子は、強姦事件に自信を持って結論を出すのだが…。

著者等紹介

阿川佐和子[アガワサワコ]
1953年、東京都生まれ。慶應義塾大学文学部西洋史学科卒。99年に檀ふみ氏との往復エッセイ『ああ言えばこう食う』により第15回講談社エッセイ賞を受賞。小説でも2000年には『ウメ子』により第15回坪田譲治文学賞、08年には『婚約のあとで』で第15回島清恋愛文学賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takaC

142
起承転結で言えば己承車ぐらいなんだろうか。裏がなくてスラスラ読めてしまうのでこのまま3冊目も読もうと思う。2018/01/08

またおやぢ

98
前巻から間が空いたが、その分、凜々子の検事としてまたは人間としての経験や厚みが増しているに違いない...と思って読み始めたが、凜々子は凜々子。融通キカンチンなところは相変わらずだし、身の回りに起こる様々な出来事に感情的になり一喜一憂し、そして許せないことは許せないというスタンスは潔くて、且つ気持ちが良くて良い。名前どおりに、凛とした生き方ではないかもしれないが、泥臭くてそれでいて賢い彼女の生き様や、実家の人々の温かさ、そして幼馴染の葛藤等、色々な想いが一つに集約されるのがなんとも心地よい、シリーズ第2巻。2016/09/09

ゆみねこ

81
連続強姦事件を担当した凛々子。無事に事件は終わったと思いきや…。懐かしい友達明日香との再会で何やらキナ臭い雲行きに…。先が気になる終わり方、これは次をさっさと借りて来なくては。面白かった~。2016/02/11

モルク

79
検事4年目の凛々しは連続強姦事件を担当する。一巻の第一章のみ出てきてそれ以来音さたのなかった親友の明日香との再会。それが思わぬ方向へ…となり…。凛々子は嵌められたのか?でもやっぱりべらべら喋る凛々子に非があるとは思うが➡3巻に続く…。これじゃあ消化不良で3巻にいかざるをえないよなぁ。2019/05/14

Yunemo

66
シビアな問題にぶち当たったこの第2巻。守秘義務の重要性についてはよくよく理解していながら、つい。特に自身が弱っているときにはなおさら。友人としての繋がりと職業人としての繋がり、どう解決していくんだろう。それぞれの立場と問題を含みながら、興味を持って第3巻へ。2014/01/26

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