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出版社内容情報
時代と闘い続けた、山本(新島)八重。働く女性の先駆けとしてのその生涯。
会津藩士の家に生まれ、戊辰戦争では大砲の指揮も執った山本八重は、京都でモダン・レディーに変身、運命的に出会った同志社の新島襄と結婚する。自立した女として颯爽と時代を駆け抜けたその生涯をたどる。
内容説明
新島八重(山本八重)。会津藩士の娘として生まれ、戊辰戦争では新政府軍と篭城戦を戦った八重は、京都で同志社の創立者・新島襄と出会い、結婚。日清・日露戦争では篤志看護婦に志願するなど、近代的な女性像を打ち立てていった。『会津おんな戦記』『新島襄とその妻』で早くから八重を紹介してきた著者が、その素顔に迫る。
目次
第1章 砲術師範の娘に生まれる
第2章 最初の結婚
第3章 会津戦争、悲劇のはじまり
第4章 会津戦争と女こども
第5章 八重の篭城戦
第6章 開城
第7章 会津から京都へ
第8章 密航青年・新島襄と結婚
第9章 洋装・洋髪のモダンレディー
第10章 夫婦であり、同志でもある
第11章 ボランティア活動のパイオニア
著者等紹介
福本武久[フクモトタケヒサ]
1942年、京都市に生まれる。同志社大学法学部卒業。大阪文学学校で遊び学んだのをきっかけに小説を書きはじめる。同人誌活動もそのころからはじめ、「風」「構図」「らぐたいむ」などに参加して、数多くの小説作品を発表した。1978年「電車ごっこ停戦」で第14回太宰治賞を受賞、作家活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。