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出版社内容情報
日本の犯罪史の本質を読み解くノンフィクション
グリコ事件、世田谷事件、他、戦後を代表する重大事件がいかにして起こり、日本人にどう影響を与えたか。未解決事件の本質の闇を覗く。
内容説明
未解決事件、猟奇殺人事件に果敢に挑む一橋文哉が日本人と犯罪の真相のすべてを抉る。
目次
序章 変質する「人間の闇」―犯罪は時代を反映するか(「動機なき殺人」はなぜ起きたか―引きこもりの2大潮流;自分を社会に刻むために―10年ごとの「悪夢」)
第1章 3大殺人事件の「点と線」―演技と障害の境界線(多重人格になれなかった男―宮崎勤の危険なエロス;バーチャル家族の威信と罠―酒鬼薔薇は完治せず;コンプレックスパワー全開―怪物「詐病」のシナリオ)
第2章 「よい子」が起こす犯罪―無差別ネット殺人の論理(誰でもいいから殺したい―秋葉原事件の深層;不要な夫を処分します―ネットキリング商法)
第3章 一家を襲う理由なき惨劇―国境を越える完全犯罪(朝まで居座るには訳がある―世田谷一家惨殺の怪;犯罪完全分業化の死角―中国人組織の興亡)
第4章 いつの世も女は怖い―毒婦・悪女の系譜(女はそれを我慢できない―バラバラ殺人の論理;女はここまで許される―親子殺し死刑の基準)
著者等紹介
一橋文哉[イチハシフミヤ]
東京都生まれ。新聞・雑誌記者を経て、現在はジャーナリスト。本名など身元に関する個人情報はすべて未公開。1995年、月刊誌「新潮45」での連載「ドキュメント『かい人21面相』の正体」(雑誌ジャーナリズム賞受賞)でデビュー。96年にグリコ・森永事件の真相を追った『闇に消えた怪人』(新潮社)を出版後、三億円事件やオウム真理教事件、宮崎勤、朝日新聞阪神支局襲撃事件、国際臓器売買事件などをテーマにしたノンフィクション作品を次々と発表して出版(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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