四畳半タイムマシンブルース

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四畳半タイムマシンブルース

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  • サイズ 46判/ページ数 228p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784041095638
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

気ままな連中が”昨日”を改変。世界の存続と、恋の行方は!?

内容説明

炎熱地獄と化した真夏の京都で、学生アパートに唯一のエアコンが動かなくなった。妖怪のごとき悪友・小津が昨夜リモコンを水没させたのだ。残りの夏をどうやって過ごせというのか?「私」がひそかに想いを寄せるクールビューティ・明石さんと対策を協議しているとき、なんともモッサリした風貌の男子学生が現れた。なんと彼は25年後の未来からタイムマシンに乗ってやってきたという。そのとき「私」に天才的なひらめきが訪れた。このタイムマシンで昨日に戻って、壊れる前のリモコンを持ってくればいい!小津たちが昨日の世界を勝手気ままに改変するのを目の当たりにした「私」は、世界消滅の危機を予感する。『四畳半神話大系』と『サマータイムマシン・ブルース』が悪魔合体?小説家と劇作家の熱いコラボレーションが実現!

著者等紹介

森見登美彦[モリミトミヒコ]
1979年奈良県生まれ。京都大学農学部卒、同大学院農学研究科修士課程修了。2003年『太陽の塔』で日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。07年『夜は短し歩けよ乙女』で山本周五郎賞、10年『ペンギン・ハイウェイ』で日本SF大賞を受賞

上田誠[ウエダマコト]
1979年京都府生まれ。劇作家、演出家、脚本家、構成作家。劇団ヨーロッパ企画代表。「サマータイムマシン・ブルース」は2001年初演、05年に映画化された。18年には続編「サマータイムマシン・ワンスモア」を上演。17年「来てけつかるべき新世界」で岸田國士戯曲賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

588
森見 登美彦は、新作をコンスタントに読んでいる作家ですが、『四畳半神話大系』シリーズは、初読です。 本書は、SFタイムスリップ四畳半ポンコツ(良い意味で)小説でした。猛暑の今読んで正解でした。平成以降の生まれの人たちには「四畳半」自体も死語になっているのかも知れません。 https://kadobun.jp/special/yojohan-timemachine/2020/08/10

海猫

499
「サマータイムマシン・ブルース」は上田誠による戯曲を読み、映画の方も観た。森見登美彦の「四畳半神話体系」はこの本の前に読んだばかり。そういった予習が出来ていた状態で読めたおかげもあるのか、無類に面白かった。お話は「サマータイムマシン・ブルース」をなぞってはいるのだけれども、役者や演出、セットが変われば同じ台本でも違う魅力が発揮されるのに近いか。四畳半のメンバーが立っていて、タイムリープしても好き勝手するわ、主人公の「私」はタイムパラドックスに怯えオロオロする。この大騒動を文学的な森見文体で読むともう爆笑。2020/08/16

へくとぱすかる

450
ついに森見作品を単行本で買ってしまった。でもこれが大正解。ほぼ下鴨の学生アパートの出来事に終始しながら、楽しく読了できるのも、タイムマシンという仕掛けだからこそ。そんな大道具なのに、昨日のクーラーのリモコンを取りに行くという、笑えるほどセコい使い方。しかも全宇宙の消滅がかかっているというのだから笑える。おもしろすぎる学生仲間がドタバタするうちに話は終わろうとするが、ラストに「なるほど、さすが!」と思わせるところが小説。時間SFとしてもよく練られていて、SFに壮大さが必要条件ではないことを教えてくれる。2020/09/04

bunmei

413
森見ワールド全開の作品。京都の貧乏学生が集うボロアパートが舞台で、風体も思想も個性豊かな登場人物は、いつものごとき。前半は、このアパートに集う住人達のおバカな戯れから、皆が憧れるマドンナとのドタバタ劇。しかしそこに突如としてタイムマシーンが現れてからは、一癖も二癖もある森見ファンタジーの世界が広がります。時間旅行によって過去を変えることで全宇宙が消滅するという突拍子もないSF的な展開。冴えない登場人物とタイムリープによる悪戦苦闘劇のアンバランスさが、癒し系のバカバカしさとなって読者を楽しませてくれます。 2020/09/10

うっちー

394
こんがらがリますが、評判通り面白かったです。2020/08/20

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