オオルリ流星群

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オオルリ流星群

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  • サイズ 46判/ページ数 291p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041085660
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

「あのときのメンツ、今みんなこっちにいるみたいだぜ」「まさか、スイ子か? なんでまた?」スイ子こと、山際彗子が秦野市に帰ってきた。手作りで太陽系の果てを観測する天文台を建てるというのだ。28年ぶりの再会を果たした高校時代の同級生・種村久志は、かつての仲間たちと共に、彗子の計画に力を貸すことに。高校最後の夏、協力して巨大なタペストリーを制作した日々に思いを馳せるが、天文台作りをきっかけに、あの夏に起きたことの真実が明らかになっていく。それは決して、美しいだけの時間ではなかった。そして久志たちは、屈託多き「いま」を自らの手で変えることができるのか。行き詰まった人生の中で隠された幸せに気付かせてくれる、静かな感動の物語。

内容説明

「スイ子」こと山際彗子が故郷へ帰ってきた。太陽系の果ての星を探すため、手作りで天文台を建てるというのだ。彗子に協力することとなった種村久志ら旧友たちは、28年前の青春の日々に思いを馳せる。だが、やがて高校最後の夏の真実が明らかになり…。迷える大人たちは、切ない過去と、行き詰まった日常を乗り越え、再び前進することができるのか?

著者等紹介

伊与原新[イヨハラシン]
1972年、大阪府生まれ。神戸大学理学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科で地球惑星科学を専攻し、博士課程修了。2010年、『お台場アイランドベイビー』で第30回横溝正史ミステリ大賞を受賞し、デビュー。19年、『月まで三キロ』で第38回新田次郎文学賞を受賞。20年刊の『八月の銀の雪』が第164回直木三十五賞候補、第34回山本周五郎賞候補となり、2021年本屋大賞で6位に入賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

675
空き缶タペストリー作りなど楽しいことばかりの高校生活。もちろん高校生活にも苦い思い出もあるよ。それから年月を重ねれば、人はそれぞれいろいろある。年月を重ねればいろいろ話せること許せることもあるし、怒りもあるさ。それでも歳を重ねても笑いあったり話しあったり、時には怒りをぶつけたりできる素晴らしい仲間がいて羨ましい。スイ子が秦野に戻って、高校時代の仲間が集まって、仲間が時間の許せる限り天文台を作っていく様子は、少年時代に憧れた秘密基地を作っているようで楽しそうだった。ラストに行くにつれて泣けた。2022/03/20

starbro

631
伊与原 新、2作目です。 まずはタイトルが好い、ロスジェネ手作り天文台青春譚の佳作でした。 私は二人の息子に星に願いを込めて、名前に「星」の字を入れ、観測できるように天体望遠鏡を購入しましたが、彼らは全く天体に興味がありませんでした(笑) このレビューは、松任谷由実の「ジャコビニ彗星の日」を聴きながら書きました♪☄ https://www.youtube.com/watch?v=IGXKGBoeVoQ https://kadobun.jp/special/iyohara-shin/2022/06/08

青乃108号

620
高校生の仲良しグループが【あの】夏にみんなで作った空き缶タペストリー。30年の時を経て【この】夏45歳になった仲間が再び力を合わせ天文台を創る。物語としては久しぶりに皆再会出来て皆でもの作りが出来て良かったね、これからもそれぞれの道で頑張って行こうね、ってだけの話に過ぎず俺は不満だった。そもそも再会する年齢を何故45歳の設定にしたのか。45歳にもなってこんな事してて良いのか。違和感しか感じないのだが。せめて30歳の設定にしてもらえればもう少し物語に入り込めたかも知れないのに。2023/01/18

パトラッシュ

602
暑く明るい夏のような若き日の夢や希望は何もかなえられなかったと悟った時、青春は終わる。そんな苦い思いを嚙みしめていた45歳の面々が、元同級生の「地元に天文台をつくる」という突飛もない計画に昔を思い出し協力していく。暗く冷たい冬の人生の不条理に苦しみ、金や仕事や家族というしがらみに諦めていた自分を取り戻すために。それは簡単なことではなく、しがらみが引き戻そうと誘惑の手を差し伸べる。しかし力を合わせて目標を達成する喜びを知っている彼らは、今度こそ大切なものを見つけようと奮闘する。夢を描くのは人に生まれたから。2022/06/08

射手座の天使あきちゃん

600
高校時代、空き缶のタペストリー作りになぜあんなに夢中になれたんだろう? 45歳、人生の半ばを過ぎた当時の仲間が再会、それぞれに困難や鬱屈をかかえながらも、彗子が作ろうとする私設天文台の建設に損得抜きでのめりこんでゆく 仲間っていいな、夢の実現に向けて努力するっていいなぁと思わせてくれる秀作です 夜空に向けて星座表をかざした昔を思い出しました(笑)2023/04/16

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