家康謀殺

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家康謀殺

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  • サイズ 46判/ページ数 356p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784041080412
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

信長、秀吉、家康――。天下人が仕掛ける情報戦。翻弄された男たちの悲運とは。
桶狭間合戦から大坂の陣までを鮮烈に描いた、戦国小説の新たな金字塔!

文芸評論家 縄田一男、激賞!
「最後に向かって何度、男泣きしたことか。名作の誕生である」

養父・秀吉に振り回され続けた秀次。己の人生とは何か? 悩める彼の許に家康の使者が現れ――(「上意に候」)。天下統一の目前、豊臣征伐に赴く家康へ刺客が放たれた。暗殺者は家康の輿を担ぐ者の中にいる――。それを炙り出せと密命を受けた伊賀の忍・吉蔵が行軍の旅路で見たものとは(「家康謀殺」)。
戦国時代の合戦や主要事件を網羅し、その光と闇を暴く珠玉の六篇。
歴史小説界の旗手・伊東潤の集大成短編集がここに!

「雑説扱い難く候」……桶狭間合戦、加賀一向一揆
「上意に候」……小牧・長久手の戦い、秀次事件
「秀吉の刺客」……文禄・慶長の役
「陥穽」……関ヶ原合戦
「家康謀殺」……大坂の陣前夜
「大忠の男」……大坂の陣

内容説明

信長、秀吉、家康―。天下人が仕掛ける情報戦。翻弄された男たちの悲運とは。桶狭間合戦から大坂の陣までを鮮烈に描いた、戦国小説の新たな金字塔!戦国時代の合戦や主要事件を網羅し、その光と闇を暴く。珠玉の六篇!

著者等紹介

伊東潤[イトウジュン]
1960年、神奈川県横浜市生まれ。早稲田大学卒業。『黒南風の海―加藤清正「文録・慶長の役」異聞』(PHP研究所)で第1回本屋が選ぶ時代小説大賞を、『国を蹴った男』(講談社)で第34回吉川英治文学新人賞を、『巨鯨の海』(光文社)で第4回山田風太郎賞と第1回高校生直木賞を、『峠越え』(講談社)で第20回中山義秀文学賞を、『義烈千秋 天狗党西へ』(新潮社)で第2回歴史時代作家クラブ賞(作品賞)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

182
伊東 潤は、新作中心に読んでいる作家です。戦国時代の天下人達の周辺の脇役の物語、連作短編集、どの作品も読み応えがあります。オススメは、政争の道具として翻弄された豊臣秀次の心理描写が秀逸な『上意に候』です。2019/08/06

とん大西

120
スリリングと哀愁。桶狭間、関ヶ原、大坂の陣などなど…。メジャーな合戦や事件の舞台裏で起きていた名もなき武辺者達の6つの物語。滅びゆく者の悲哀、生々しい人間臭さに戦国ならではの謀略の応酬。どの話も伊東さんの作風が効いていて面白かったです。お気に入りは表題作『家康謀殺』。家康暗殺に大坂方が放った刺客。家康警護のため、探索を命じられた吉蔵。はたして、身辺に潜む刺客は誰なのか。ちょいとミステリー仕立てになってるとこがいい味だしてます。2019/07/30

ナイスネイチャ

116
図書館本。短編6編。桶狭間の戦いから大阪の陣まで歴史のターニングポイントを弱者の視点から策略を練る細かな心情表現が素晴らしい。特に吉川広家がお気に入り。2019/09/05

yoshida

112
戦国時代を舞台とした短編集。特に「家康謀殺」と「大忠の男」が好み。「家康謀殺」は斬新。老いて馬ではなく輿に乗る家康。担ぎ手に大坂方の間者がおり家康の謀殺を狙っているとの流説が出る。担ぎ手の背景は戦国の時代そのもの。北条や武田の家中だったり、伊賀者であったり。意外な正体と潔い死。「大忠の男」は秀吉の七手組大将である速水守久を描く。これはかなりレアな武将。伊東潤さんの着眼点に唸る。秀頼の英邁さが描かれるが、大坂冬の陣の和議を受け入れたり、夏の陣で陣頭に出ない様子は変わらず。英邁かどうかは微妙。新鮮な作品です。2019/11/24

修一郎

86
史実好きとしてはこういう切り口からの戦国時代小説は好物。信長/秀吉/家康なる大物の周辺で情報という権謀術数に翻弄された人物が主人公だ。人生を使いまわされて死んでいった豊臣秀次と毛利家存続のため主家を説得しあえて東軍についた吉川広家,ていうのが私のイメージだったので権力者の陰謀で身を亡ぼしていく姿が悲劇的で切ない。お気に入りベスト3①秀吉の刺客(詳しくない文禄慶長の役のお話だったので)②上位に候(書画骨董に造詣が深い秀次が意外!),③陥穽(武断の武将のイメージの吉川広家が陰謀に搦めとられていく姿が切ない。)2019/08/03

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