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ことことこーこ

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  • サイズ B6判/ページ数 392p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041071014
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

仕事と介護に翻弄されるアラフォー長女の奮闘記!結婚十年で離婚し、老父母の暮らす実家に戻った香子。フードコーディネーターとしての新たな人生を歩み出した矢先、母・琴子に認知症の症状が現れはじめる。弟夫婦は頼りにならず、仕事と介護を両立させようと覚悟を決めるが……。

年とともに変わりゆく親子の関係を、ユーモアと人情たっぷりに描き出す!

阿川 佐和子[アガワ サワコ]
著・文・その他

内容説明

結婚十年目に離婚し、老父母の暮らす実家に戻った香子。フードコーディネーターとしての新たな人生を歩み出した矢先、母・琴子に認知症の症状が現れはじめる。弟夫婦は頼りにならず、仕事と介護を両立させようと覚悟を決めるが…。年とともに変わりゆく親子の関係を、ユーモアと人情たっぷりに描き出す!

著者等紹介

阿川佐和子[アガワサワコ]
1953年、東京都生まれ。慶應義塾大学卒。報道番組のキャスターを務めた後に渡米。帰国後、エッセイスト、小説家として活躍。99年に檀ふみ氏との往復エッセイ『ああ言えばこう食う』で講談社エッセイ賞、2000年『ウメ子』で坪田譲治文学賞、08年『婚約のあとで』で島清恋愛文学賞を受賞。12年に刊行した新書『聞く力 心をひらく35のヒント』は170万部を突破する大ベストセラーに。14年、菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mariya926

123
自伝なのか?小説なのか?作者については「聞く力」しか読んだ事がなかったので良く分からなく、最後まで疑問に思いつつ読了。もしご本人だったとしたら、気の強さをあそこまで表現して大丈夫だったのか?気になりました。それとお嫁さんに対する態度がちょっと可哀想でした。確かにお嫁さんは計算高い感じはありますが、今の時代に望み過ぎではないかな?とお嫁さんの立場から読みました。夫と離婚しフードコディネーターとしてテレビに出て頑張っていましたが、母親の認知症や父親の急死で、バタバタしつつも自分のしたい事が見えてきます。2022/11/24

ゆみねこ

107
タイトルの素晴らしさに拍手!母・琴子と娘・香子、母親の老いと向き合うのは辛いものですが、フードコーディネーターのお仕事の話題を絡め、明るく描いてあったのが救い。お薦めです。2019/03/05

なゆ

96
琴子と香子。認知症の母親と見守る娘の暮らし。何か変だぞ?から、なだめすかして“もの忘れ外来”へ連れていき、せっかく順調な派遣のフードコーディネーターの仕事もこなさねばならない。派遣会社の社長や仕事仲間の麻有ちゃんが、すごく理解あって協力までしてくれるのは大きいな。でないと、負のスパイラルにのまれてしまうかも。最後はタイトルも絡めてうまく収まってて、琴子さんの反応にドキッとしたけどそれも覚悟してかなきゃなのね。我が母にはまだその兆候はないが、このテの本を読んでも他人事とは思えなくなってきた今日この頃である。2020/06/10

紫 綺

92
琴子と香子、初期のアルツハイマー型認知症になってしまった母とバツイチ娘の奮闘記。他人事とは思われず身につまされる。こんなに辛いなら、親より先に逝きたい!2019/01/05

nana

86
他人事ではない認知症。もし自分の親が認知症になったら、私の事を忘れてしまったら、と読んでいてしんどかった。 一人で抱え込むには大ごとすぎるので、香子のように周りに支えてくれる人がいてくれるとありがたい。 娘目線で読んでしまった。いつかは認知症という壁にぶつかるかもしれないし、必ず親との死別がある。今を大事に過ごしていきたいと思う。2018/11/28

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