角川文庫<br> 老いとお金

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角川文庫
老いとお金

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  • サイズ 文庫判/ページ数 176p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041061435
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

お金は貯めるより使ってきた群さん。同年代がリタイアを始めるこの頃、まだまだ現役で働きながら、老後も気になってきた。さらについて回る身内との金銭トラブル……年金、保険、親の介護、実家の相続など、山積の問題さあどうする?
「老後2000万円問題」が取り沙汰され老後の不安が増す中でも、読むだけで肩の力がちょっと抜ける。お金にまつわる視野が広がる実録エッセイ!

内容説明

お金は貯めるより使う!本もレコードも好きなものを気兼ねなく揃え、ボーナスが出れば心ときめく着物を次々に買ってきた。いちばん大きな散財は母に頼まれて建てた「実家」だが、同世代がリタイアする歳を迎えた今、自分のお金をどう使うか、真剣に考えるときがやってきた。いくらあれば安心できるのかがわからないこのご時世に、本当に大切なものは何なのか。こだわりを捨てれば肩の力も抜ける、必読の書き下ろしエッセイ。

目次

貯金は苦手
本当のお金持ち
みじめとは?
実家を建てた〓末
身内とのトラブル
決着し絶縁
税金のための書類集め
生命保険解約
金銭問題解決
母のリハビリ病院
デイサービスから特養老人ホームへ
自宅で介護を決めた友人
訪問介護のすすめ
単身シニア女性のお財布事情
さて、自分はどうするのか
借金が平気な人
どこにお金を遣うのか
人とのつながりを大切にして、物を減らす

著者等紹介

群ようこ[ムレヨウコ]
1954年、東京都生まれ。日本大学芸術学部卒。数回の転職を経て、78年、本の雑誌社に入社。デビュー作『午前零時の玄米パン』が評判となって、作家専業に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆきらぱ

32
このエッセイは凄みがあった。家を共同名義にした弟さんにそれを解消しようとした時のやり取り、ここが特にすごかった。その群さんの「余すことなく正直に書く」という姿勢に読んでいた私は途中何度か水分補給するほど緊張した。ここまで身辺の事を率直に書ける人、そしてそれを読ませる文章力があり、けして独りよがりでないところが作家なんだなあと思った。のされるような感じ。身内は正直辛いと思う。なんでも書かれて芸に昇華されてしまうのだから。佐伯一麦の私小説を読んだ時も感じたが。 2023/05/31

Shoji

32
親の介護と老後のお金にまつわる肉親間のイザコザを赤裸々に綴っています。親兄弟といえども、お金が絡めば別人格が出てくるようで、著者は大変なご苦労をなさったようです。その苦労を通して著者が得たものは、カネも人間関係も思い煩うことのない老後こそゴールだと。そのゴールに向って著者は今、人生の第四コーナーを今廻ろうとしておられるようです。カネに翻弄される人生はまっぴらごめんだ。私もそう思う。2023/05/04

まふぃん

24
初めて読んだ実家問題。お金出してほっとくとこういう目に合うのね…。介護問題とか、少し先輩の年齢なので、参考になりました。節約も大事だけど、趣味も大事よね。お金は何でもほどほどがいいかも〜。2024/02/07

あまね

20
本当に久しぶりに読んだ群さんのエッセイ。お着物がお好きで楽しいエッセイが多い印象だっただけに、本書を読んでビックリ!家族間のトラブルで、相当ご苦労されたのですねぇ。家族でも金銭感覚や罪悪感へのハードル、距離感の取り方などそれぞれです。そして、それぞれの『正しさ』を武器に理論武装して戦うのは本当に不毛。群さんだけでなく家族間トラブルで悩んでいる方は少なくはないと思います。赤裸々に書かれたエッセイの数々は、とても勉強になりました。2023/05/19

たっきー

18
年齢を重ねた著者によるお金に関する書き下ろしエッセイ。母、弟との確執はこれまでにも書かれてきたけれど母、弟の図太さ、厚かましさに改めて唖然とする。たくさん稼いで、たくさん実家に貢いだ著者は「歳をとったときに、いちばん大切なのは、お金ではなく人のつながりなのではないだろうか」と。著者のエピソードをみると、物もお金もありすぎると不自由さやトラブルがついて回るのだろうなと思う。2023/10/21

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