角川ソフィア文庫<br> ゼロからわかる虚数

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角川ソフィア文庫
ゼロからわかる虚数

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  • サイズ 文庫判/ページ数 240p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041053713
  • NDC分類 411.2
  • Cコード C0141

出版社内容情報

二乗してマイナスになる、ミステリアスな数の正体がやっとわかった!方程式を解くために人工的に考えられた虚数が、実際の数字とも関係してくるのはなぜ? 自然数、分数、有理数…小学校のレベルから数の成り立ちを追い、不思議な実体にせまる! 読んでがつかめる一冊。

深川和久[フカガワヤスヒサ]
1952年生まれ。京都大学理学部数学専攻卒業後、同大文学部社会学専攻へ。東京大学大学院修士課程社会学研究科修了。教材出版社などに勤務し、教材制作に従事したのち、フリーに。趣味は俳句。
著書に『ゼロからわかる指数・対数』『ゼロからわかる微分・積分』『Quizでわかる中学数学』(ベレ出版)、『2010年版 ズバリ図解 まるわかりSPI2[速さ・確率編]』 (中経出版就職合格文庫)などがある。

内容説明

ガウスやコーシーなど、名だたる数学者を魅了してきた虚数。「二乗してマイナスになる」という実体を持たない数で、英語では「imaginary number(想像上の数)」と呼ばれている。その一方、オイラーがつきとめたようにeiπ+1=0が成り立つなど、虚数は数学の深遠さを次々と明らかにしてきた。この不思議な数の正体とは?1、2、3…といった自然数のしくみからスタートし、摩訶不思議な数の魅力と威力をやさしく伝える。

目次

第1章 虚数は本当にウソの数か?―ヒーローとしての虚数(虚数とはどのようなものか―2乗してマイナスになるとなぜいけない?;実数の側の状況はどうか―実数はどれくらい「まっとうな」数か?)
第2章 虚数はこうして認められた!―虚数の誕生事情(負の数と虚数の生い立ちと定着まで―方程式から芽が出て成長した)
第3章 これが虚数のナマの姿だ!―虚数と複素数の世界(複素数と複素数平面―複素数の基本的性質を調べる;複素数の乗法と回転―複素数をかけること;複素数とはどういう数か―複素数を超える数は存在するか)
第4章 複素関数の微分・積分―実数と複素数の微分・積分のちがい(複素関数の微分―複素関数の微分の強い性質;複素関数と積分―計算を超える奇妙な性質)

著者等紹介

深川和久[フカガワヤスヒサ]
1952年淡路島生まれ。京都大学理学部(数学専攻)卒業後、同大文学部哲学科(社会学専攻)卒業、東京大学大学院修士課程社会学研究科修了。学習教材の出版社に勤務し、教材の制作にたずさわる。その後独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mztn

14
今更ながら虚数を復習? 虚数誕生までの歴史が面白い.それと,虚数の性質で思い出すことがあったのでよかった.気楽に読める本です.当方,工学系だけどたまに数学的な本を読むのも良いと感じた.2017/05/18

bapaksejahtera

11
今時の高校生は複素数平面を習うらしい。我が50数年前は、2次方程式の一般解のついでに虚数に触れられ、瞬時に微分積分に移ったような記憶がある。認知症テストになる前に昔の記憶を思い起こそうと手に取った。本書では「数」を自然数、分数、無理数等順に、焦ること無く教えてくれる。その上でその不思議さに、改めて思いを致すことができる。マイナス数などという物がいかに観念的であるかは、複素数と選ぶところがない。極形式による複素数演算の座標変換までは理解できたが、大分酢が立ってきた老耄の脳みそに複素関数の微積分は無理だった。2021/06/19

ヘビメタおやじ

8
虚数より実数の解説のほうが、なるほどと思うことが多かったです。なにより残念なのは、虚数が自然界では本当に虚なのか?というところがはっきりしないところです。人間が作った便利な道具に過ぎないのか、そうではないのか、著者の声が聞きたかったです。微分・積分にはいると、なんとなく理念は感じたものの、さすがに数式を追うこともできず、沈没でした。 2017/07/14

アルゴン

5
★★★★ ゴールは虚数ですが、自然数・分数・小数といった諸々の数の歴史から解説しています。驚いたのは、負の数や小数の概念の発生がかなり遅かったこと。本題の虚数発見のきっかけが方程式だったことについては言われてみれば一番自然なのですが、そこからオイラーの式や複素数平面まで発展したというのは数学者のすごさを思い知ります。2018/07/12

mft

4
軽い読み物。最後は事実の羅列みたいになってしまっているし、あまりわかった気にはなれないかもしれない2018/11/02

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