隣国への足跡 - ソウル在住35年日本人記者が追った日韓歴史事件簿

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隣国への足跡 - ソウル在住35年日本人記者が追った日韓歴史事件簿

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  • サイズ B6判/ページ数 328p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784041053676
  • NDC分類 319.102
  • Cコード C0095

出版社内容情報

日本は朝鮮半島から離れられない――

激動の歴史の中で起きたさまざまな事件を追うと、
現代の絡み合った両国関係の背景が浮かび上がってきた。

35年に渡って韓国に暮らす著者は、終始、かの地に刻まれた「日本の足跡」が気になっていた。
韓国併合、敗戦と引き揚げ、国交正常化、南北対立――
激動の歴史の中で、日本は朝鮮半島へ押しかけ、押しかけられ、引き込まれ、そして深入りしてきたのだ。
そしてわれわれは今、韓国・北朝鮮との付き合い化に悩まされている。
少し時間をさかのぼれば、その理由が見えてくる。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

梅干を食べながら散歩をするのが好き「寝物語」

13
▼記者として長く韓国との関りを持つ著者が見聞きし、感じたことを日韓関係史の知識も交えながら、分析し、紹介している。▼韓国人や韓国政府に対する辛口な発言があるが、それは偏見によるものではなく、よく知っている「身内」に近いような視点で語られているので、安心して読める。流行りの「嫌韓本」ではない。▼8.15後の朝鮮からの引揚者の苦労は、この本で得た新しい知識だ。▼著者が韓国について語る本は他にも複数出版されているので、触れてみたいと思う。2023/02/25

makimakimasa

13
ハーグ密使事件や閔妃暗殺事件、百万人の引き揚げ等、朝鮮戦争以前が主。李方子妃葬列への感傷、反日教育は日本人化の反動、『日本の黒い霧』に騙されたと痛烈批判、在日の多数は南出身だが情報戦は総連が支配、「人道の船、北へ」と見出しを付けた痛恨、『続・キューポラのある街』が吉永小百合に言わせた台詞、韓国マスコミは事実より「べき論」を好む、「富士山を見て死にたい」と書いた金嬉老、満州での朴正煕vs金成桂…。靖国神社は2万2千人の韓国人が眠るが、生存者は軍人恩給も遺族年金も無い事を著者は訴える。産経という先入観は不要。2020/10/18

HMax

12
ソウル在住35年の記者が明らかにした反日の理由「すでに日本人となってしまった韓国人を本当の韓国人に作り替えるために行った徹底した日本否定・洗脳作業、再び日本人に戻ってしまわないような装置」、だから「日本はいいこと”も”した」は絶対認められないに納得。敗戦直後の北朝鮮からの脱出、シベリア抑留ほどには知られていませんが、あまりにも酷い。1970年代まで北朝鮮を思ってか「朝鮮」と呼ぶことが主流だったようです。そういえば、祖母はキムチのことを朝鮮漬と呼んでいました。2018/01/28

yyrn

9
妻が韓国ドラマや映画が大好きでつられて私も見ているが、歴史ドラマと現代ドラマから抜け落ちた「近代」の二国間の歴史をこの本では沢山教えられた。加害側は忘れても被害側は忘れない。そんな歴史的出来事の数々を知らず自身の無知を恥じたが、しかしいつまでも反省や金銭的賠償を求められると、いいかげんもう手打ちをしても良いのでは?とか、現在も過去に苦しむ人々には対応が必要だが、そのために日本はすでにかなりの資金を提供しているのだから、あとはその資金をどのように活用したか韓国国内の問題ではないか、などと思いながら読んだ。2017/09/15

よし

3
反日は政府の政策だというのはわかってたけど、終戦直後にそんな理由があったんですね。目から鱗でした。2018/03/11

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