出版社内容情報
先生が手伝ってくれたら、どんな謎でも解けるのに。塾には通いながらも不登校を続ける、高校生の遥。遥には母親が教師をしている学校へ行けない理由があった。ある日、塾の近くのレンタルショップで事件が起き、遥は犯人だと疑われる。窮地を救ってくれたのは、居合わせた塾講師の黒澤だった。寡黙ながら救いの手を差し伸べてくれる黒澤に、遥の心は少しずつ解きほぐされていく。レンタルショップの事件は、遥が不登校になるきっかけとなった出来事にもつながっていき、やがて、黒澤の言葉が彼女の世界を変える――。
水生 大海[ミズキ ヒロミ]
三重県生まれ、愛知県在住。2008年『少女たちの羅針盤』で、島田荘司選第1回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を受賞しデビュー。同作は2011年に映画化もされ、話題を呼んだ。2014年「五度目の春のヒヨコ」が第67回推理作家協会賞(短編部門)の候補になる。他の著作に『夢玄館へようこそ』『熱望』『ランチ合コン探偵』『消えない夏に僕らはいる』『君と過ごした嘘つきの秋』『冷たい手』『運命は嘘をつく』など著作多数。
内容説明
塾には通いながらも不登校を続ける、高校生の遙。母親が教師をしている高校から遠ざかる遙には、学校へ行けない理由があった。ある日、塾の近くのレンタルショップで事件が起き、遙は犯人だと疑われる。窮地を救ってくれたのは、居合わせた塾講師の黒澤だった。寡黙ながら救いの手を差し伸べてくれる黒澤に、遙の心は少しずつ解きほぐされていく。レンタルショップの事件は、遙が不登校になるきっかけとなった出来事にもつながっていき、やがて、黒澤の言葉が彼女の世界を変える―。普通科高校とは違う道を選んだ高校生たちを描く、珠玉の学習塾ミステリー。
著者等紹介
水生大海[ミズキヒロミ]
三重県生まれ。2008年『少女たちの羅針盤』(旧題「罪人いずくにか」)で島田荘司選第1回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞優秀作を受賞し、翌年デビュー。同作は11年に映画化もされ、話題を呼んだ。14年「五度目の春のヒヨコ」が第67回日本推理作家協会賞(短編部門)の候補になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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