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出版社内容情報
小説原作・福井晴敏による『ガンダムUC』秘話を描いた短編集!
アニメ化された大ヒット小説『機動戦士ガンダムUC』の福井晴敏が放つ、画期的なオリジナル短編集!エピソードゼロとも言える《シナンジュ強奪事件》や、三号機《フェネクス》を巡る捕獲作戦等が描かれる!!
内容説明
宇宙世紀0094年。その取引は極秘裏に処理されるはずだった。しかし、機密情報を持ち出した連邦軍士官と、戦場に出現した一人の男により、計画は大きく狂いだす。これは、後に“シナンジュ”強奪事件と呼ばれるその前後譚である。そして宇宙世紀0096年。ここにも公式記録に残らない事件があった。“ネェル・アーガマ”とネオ・ジオンの最終決戦、その少し前に行われた連邦のとある一部隊による極秘任務。作戦名は「不死鳥狩り」と呼ばれていた―。2編のストーリーからなる「ガンダムUC」初の短編集!
著者等紹介
福井晴敏[フクイハルトシ]
1968年、東京都墨田区生まれ。1998年に『Twelve Y.O.』で第44回江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hitoshi Mita
51
ユニコーンガンダムの小説が終わってまさか11巻が出るとは!しかも気になっていたシナンジュ強奪ストーリーとフェネクスにまつわるストーリー。連邦とネオジオンそしてアナハイムの思惑が交錯しそれに巻き込まれる人たち。そして一本筋を通そうとする人たち。これぞガンダムですね。そしてフェネクス。ニュータイプの世界をまた広げてくれましたね。まるでアムロとララァと重なって見えました。アニメ化してほしいと願ってしまうのは僕だけではないでしょう。2016/04/30
姉勤
23
興ざめする後付けと、時系の辻褄が合わないオーパーツのオンパレードを眇めに見ても、続編の劇場版が気にならないというにはウソになる。全10巻に渡る本編のなかで、数行で語られる「敵方に強奪された試作機」をめぐる外編と、タイトルとなる完結したコンテンツの、商業展開の対価として作家の奔放を白紙委任されたスピンアウトの2篇目。知識ゼロの読者が読まないことを前提とした作品なので予習復習必須。取り戻せない失敗や後悔を経て、諦観を覚え始めた中年男の、それでも諦めきれない自己を肯定する、老いる前の一仕事は、ここでも標準装備。2018/11/23
MarsAttacks!
16
しれーっと本屋に売っていた11巻!確か10巻で完結だったはず!ではこれは何?と思い購入しました。まぁいわゆる番外編!本編で語られているシナンジュ強奪と小説版に登場しなかったネオ・ジオングの件の2つの短編。久しぶりもあり最少はこの世界に戸惑いましたが、そこはガンダム徐々に世界に入り込みだしあっという間に読み終えてしまいました。面白かった~もっと楽しみたいですね!これ読んでもう一度1巻から読み返したくなりました。2016/09/09
as
15
BGMフル・フロンタルが「大迷惑」、フェネクスなので「火の鳥」です。2017/06/29
まつじん
15
本編よりこちらの短編集の方が福井晴敏さんらしい匂いがプンプンしますね。2016/04/19