角川文庫<br> 羅生門/鼻/芋粥

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角川文庫
羅生門/鼻/芋粥

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  • サイズ 文庫判/ページ数 314p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041033012
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nobody

16
小説20中15は大正5年芥川24歳の年の作品。私は24の時何をしていたろう。三好曰く冒頭4作は習作、なら「水の三日」以下11品は習作以前、芥川マニア以外は不要。江口渙に比し三好がいかに文芸批評を貶めたかよく判る。江口は「既に人生の傍観者である。作品には心を焼き尽すような熱はない」と正鵠を射、芥川が「芸術の主潮の外側に立つ」のを危惧し芥川自身も「人間はみたされるかどうか判らない欲望のために一生を捧げてしまう。その愚を笑う者は畢竟人生に対する路傍の人にすぎぬ」(『芋粥』)と自覚したが芥川こそ文学の主潮となる。2018/05/24

ton

2
この独特の暗さと侵すことのできない領域的な雰囲気が、芥川作品の取りつき難さの原因であろうか。しかし、読むうちにじわじわ引き込まれる。そして読了後に湧き出す様々な思い。『老年』『ひょっとこ』『仙人』『羅生門』『鼻』『孤独地獄』『父』『野呂松人形』『芋粥』『手巾』『煙草と悪魔』『煙管』『MENSURA ZOILI』『運』『尾形了斎覚え書き』『日光小品』『大川の水』『葬儀記』 2014/05/16

a43

2
というか「羅生門」とか23歳くらいの年齢で書かれていたのか。高校で習うらしいが、内容と文学史とを混ぜたら国語の授業じゃなくなるんだろうか。やはり自分に教師は向かないな、と改めて。教えられないよ2012/05/30

くろひきか

2
芋粥が好きです。色あせないですね、いつ読んでも。

czk

2
芥川作品の良さがわからない自分は・・・2008/10/13

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