角川文庫<br> 虚構の城 完全版

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角川文庫
虚構の城 完全版

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  • サイズ 文庫判/ページ数 448p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041028902
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

組合設立騒動に巻きこまれ左遷された若手エンジニア田崎。家族的経営の欺瞞に直面しながら田崎は自らの信念を貫こうとするが…。組織の旧弊や矛盾望に翻弄されるエリートを描いた高杉良のデビュー作。

内容説明

大手石油会社・大和鉱油のエンジニア・田崎健治は画期的な排煙装置を開発したエリートだったが、労働組合結成の相談を受けたことが発覚して左遷。異動先の調査課で、なれない通産省通いを続ける身となる。社内での陰湿な扱い、家族的経営の下での矛盾を感じた田崎は、自分の信じる道を進もうとするのだが…。発表当時、話題騒然となった、企業小説の第一人者・高杉良のデビュー作、40年の時を経て大幅に加筆、改稿した決定版!

著者等紹介

高杉良[タカスギリョウ]
作家。1939年東京生まれ。専門紙記者・編集長を経て、75年『虚構の城』でデビュー。以後、綿密な取材に裏打ちされた企業・経済小説を次々に発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

びす男

65
エリートサラリーマンが、上意下達の古くさい企業を脱け出して風通しのよい企業へと移ってしまう...。単調、直情的すぎるきらいもあるが、それだけに熱のある小説だった。随所で取材が尽くされているな、と感じる。読みやすくて爽快、鬱憤のたまったサラリーマンに適した一冊なのではないか。2015/12/20

びす男

30
うふ。学生時代に読んだことがあったらしい。すっかり内容を忘れていて、楽しむことができた■いかにも「昭和」な石油会社を舞台に、じめじめしたサラリーマンの人間模様が繰り広げられる。ちょっと、ぐったり。リアルな描写ゆえだろうが、これを無邪気に面白がれた学生時代は、なんと尊いものだったか■エリートだから、大手に入れたからこその苦悩がある。冷飯を食わされる主人公を見て、「辞めちゃえばいいじゃん」と幾度も思った。一概に言いきることもできないが、良い時代になったなと思う。2023/11/19

Syo

25
さすが2022/03/16

たーくん

9
市図。大手石油会社・大和鉱油のエンジニア・田崎健治は画期的な排煙装置を開発したエリートだったが、労働組合結成の相談を受けたことが発覚して左遷。異動先の調査課で、なれない通産省通いを続ける身となる。社内での陰湿な扱い、家族的経営の下での矛盾を感じた田崎は、自分の信じる道を進もうとするのだが…。発表当時、話題騒然となった、企業小説の第一人者・高杉良のデビュー作。2021/05/18

あきまこ

6
昭和55年の新装第一刷のを読みました。KADOKAWAから出ている『本の旅人』2015年2月号で、高杉良さんのインタビューを読みました。その中でこの『虚構の城』を知り、『海賊と呼ばれた男』もすでに読んでいたので、猛烈に興味をひかれたのです。ひとりの技術者の物語でありました。息子を持たない男性が、人物にひかれ息子にしたいがために自分の娘と結婚させるというのは、理解出来ません。この義父と主人公はやはりどんなかたちであれ縁があったのだな、という結末でした。2015/05/25

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