角川文庫<br> 犯罪者〈下〉

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角川文庫
犯罪者〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 464p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041019511
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

真の勇気と正義を問う、感動のノンストップエンタテインメント!修司と相馬、鑓水の3人は、通り魔事件の真の目的が、ある巨大企業グループの残忍な罪業の隠蔽であることを掴む。3人は、犠牲者を救済するためにメディアと警察を利用した一発逆転の賭けに挑むが……。

太田 愛[オオタ アイ]
香川県生まれ。大学在学中よりはじめた演劇活動を経て、1997年テレビシリーズ「ウルトラマンティガ」で脚本家デビュー。「TRICK2」「相棒」など、刑事ドラマやサスペンスドラマで高い評価を得ている。2012年、本作『犯罪者 クリミナル』(上・下)で小説家デビュー。13年には『幻夏』を発表。日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)候補となる。

内容説明

修司と相馬、鑓水の3人は通り魔事件の裏に、巨大企業・タイタスと与党の重鎮政治家の存在を掴む。そこに浮かび上がる乳幼児の奇病。暗殺者の手が迫る中、3人は幾重にも絡んだ謎を解き、ついに事件の核心を握る人物「佐々木邦夫」にたどり着く。乳幼児たちの人生を破壊し、通り魔事件を起こした真の犯罪者は誰なのか。佐々木邦夫が企てた周到な犯罪と、その驚くべき目的を知った時、3人は一発逆転の賭けに打って出る。

著者等紹介

太田愛[オオタアイ]
香川県生まれ。大学在学中よりはじめた演劇活動を経て、1997年テレビシリーズ「ウルトラマンティガ」で脚本家デビュー。2012年、『犯罪者』(上・下)で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

MF

645
走り抜けるそばから崩れゆく吊橋を疾走しつつ互いの打つ手を潰し合うような勝負の駆け引きもさることながら、たっぷり頁数を取ってじっくり語られる人々のその後、事件が及ぼしたものを描き尽くす最終章が素晴らしい。これだけ多くの人々にここまで影響を及ぼせばこそ、架空の事件がこれほど重い。2017/05/10

のり

333
大企業と大物政治家の圧力により、中々真相が明らかにならない。被害にあった子供達と親の苦悩。暗殺された家族のやるせなさ。誰もが真実を知りたいだけだが…真崎が汚名を被ったままなのが切なさ過ぎるし、メルトフェイス症候群連絡会に対する嫌がらせには心底腹が立つ。悪党達がまだのさばって、壊滅迄至らなかったのは複雑な絡みで限界だったか…2018/04/12

イアン

323
★★★★★★★★★☆疑惑を追う側と隠蔽を図る側の対立軸が明確となる下巻。暗殺者の追手が迫る中、修司ら3人はタイタスフーズと大物代議士・磯部の関与を白日の下に晒すべく、入念な計画を立てるが…。ミステリ色の濃かった上巻から一転、双方の騙し合いが醍醐味となる下巻では、自分なら5回は死んでるなと思うほど間一髪で危機を回避する登場人物の嗅覚の鋭さに舌を巻く。スリリングな展開が続くだけに、できれば続編の存在を知らないまま読みたかったが、圧倒的なリーダビリティは流石。上下巻を並べて初めて意味が分かる表紙にもグッときた。2021/08/13

ゆのん

323
面白かった!!上巻の最初から下巻の最後まで全くあきさせない。ただ殺人がおきるだけではなく奥が深く、『どうなるんだろう』『やばいっ!』『あ〜殺されるちゃうよっ!』と物語に入り込みっぱなしだった。TVドラマ『相棒』の脚本も書いているだけありエンターテイメント性の高い作品だ。修司、相馬、鑓水の3人の会話もとても良い。個人的には鑓水がお気に入り。シリーズとなっているようなので、また一つ楽しみが増えた。2018/04/25

OSOGON15

287
早速下巻へ。下巻も一気読みだった。ハラハラ、ドキドキしながら疾走感を味わって読みました。3人に何度も大きな壁が立ちふさがりますが絡んだ謎を解き、ついに事件の核心を握る人物「佐々木邦夫」にたどり着く。が、結果は・・(すべてひっくり返すことが出来なかった。)う~ん、ハッピーエンドとは言えないと思うのですが・・いずれにしても読みだしたらやめられない面白さでした。さすがです。別の作品も是非読まなければ。2023/07/06

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