角川文庫<br> 詩羽のいる街

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角川文庫
詩羽のいる街

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  • サイズ 文庫判/ページ数 464p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041000199
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



山本 弘[ヤマモト ヒロシ]
著・文・その他

徒花 スクモ[アダバナ スクモ]
イラスト

内容説明

あなたが幸せじゃないから―マンガ家志望の僕は、公園で出会った女性にいきなり1日デートに誘われた。確かにいっこうに芽が出る気配がない毎日だけど…。彼女の名前は詩羽。他人に親切にするのが仕事、と言う彼女に連れ出された街で僕が見た光景は、まさに奇跡と言えるものだった!詩羽とかかわる人々や街が、次々と笑顔で繋がっていく。まるで魔法のように―幸せを創造する詩羽を巡る奇跡と感動の物語。

著者等紹介

山本弘[ヤマモトヒロシ]
1956年京都府生まれ。87年、ゲーム創作集団「グループSNE」の一員となり、作家およびゲームデザイナーとしてデビュー。『時の果てのフェブラリー 赤方偏移世界』などのライトノベル作品で人気を博す。2003年、本格SF『神は沈黙せず』を上梓、新たな文芸エンターテインメントの書き手として注目され、『アイの物語』は吉川英治文学新人賞候補となる。また、トンデモ本を研究する「と学会」の会長など、その活動は多岐にわたる。『去年はいい年になるだろう』で第42回星雲賞日本長編部門(小説)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

masa@レビューお休み中

156
読書メーターをはじめた頃にオススメ本。何度も探したのですが、見つからず。諦めていたたら…読友さんが貸してくれたんです。この物語、すごくファンタジー色が強い作品だと思っていました。かわいい少女が魔法を使って人をしあわせにする的な…。たしかに魔法を使う少女は出てくるのですが、主人公の詩羽は魔法使いでもなんでもない普通の人間です。ただ、詩羽は人間だけど、たくさんの魔法を使っちゃいます。それも、常人にはできないであろう難題も解決してしまうのです。詩羽が実在したら、誰もかれもが詩羽に会いにいってしまうでしょうね。2014/09/29

❁かな❁

138
仲良しのお気に入りさんにオススメしてもらって読みました!とても素敵な幸せの連鎖の物語♪詩羽という女性から初対面なのに『ねえ、これからデートしない?』って誘われる第一章から始まります。詩羽と知り合うと皆、幸せになっていくという奇跡のような物語。特別な魔法を使うわけでもなく、皆を幸せにしていく彼女に感動しました!悪意ある人にも親切で対抗します。優しく頭が良く行動力のある詩羽は本当にスゴイです♪引き込まれる内容で読了後とても幸せな気持ちになりました☆奇跡を起こすことは難しくないのでは、と思える素敵な作品です♡2014/04/26

『よ♪』

94
「ねえ、これからデートしない?」──心癒されるステキな話。デビュー出来ない現実に疲れるマンガ家志望の"僕"と人に親切にするのが仕事(=デートと呼んでいる)だと云う"詩羽"。新手の勧誘かと訝りながら彼女に連れ出された街は、見慣れたものと全く違う光景だった。傷つき自殺を決意した"少女"、ネット煽りや図書館での本の切り裂きに喜びを見出す"男性"。擦り減った心は詩羽達とのかかわりで笑顔に変わり輪が更に繋がる。著者は"アイの物語"の作者さん。根底にあるテーマは近い。人のダメさを伝える厳しい話。でも、とても優しい話。2019/05/25

seri

93
この本で、世界一優しい人の殺し方を、ありがとうって言葉の恐ろしさを知りました。お金を一切持たず、定住もせず、他人に親切にするのが仕事という1人の少女とその街の人間の話。善意とその見返りで生きている奇跡のような女の子。でも特別な魔法を使ってるワケではなく、彼女独自の信念と哲学で人と人とを繋ぐ触媒となっている。物語の強いメッセージ性にただ圧倒された。世界には悪意も満ちていて、でもそれで絶望する必要なんてない。静かな感動がそこにある。幸せの化学反応、世界に希望が持てる話。今一番人にオススメしたい本です。2013/08/15

かのこ

82
読書会でのご紹介本。他人に親切にする事が仕事。人と人を結びつけ、次々と幸せにしていく“詩羽”。ファンタジーのような存在を、リアルに描く物語。素晴らしかった。読む前は、いい意味でふわふわとした作品かな?と思っていたけど、詩羽の考え方・行動の一つ一つに一貫して納得できる論理があり、もしかしたら詩羽のような人は、どこかにいるのかもしれないと思わせられた(私たちは不幸にして出会っていないだけで、いつか出会えるのかもしれない)。勝ち負けじゃなく、みんなが得をするtotal win。楽しく生きたい!と改めて思った。2017/12/12

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