内容説明
個人が自由につながる世界、それがインターネット―そんな「幻想」を打ち砕く事態がひそかに進行中だ。いまやネットを流れる情報の半分近くは「ハイパー・ジャイアンツ」たるグーグルと、この会社「アカマイ」が握っている。ハワイ語で「賢い」という意味を持つ多国籍企業アカマイ。公的機関から大手コンテンツ事業者まで、世界中の顧客に安全で迅速なトラフィックを約束する、この知られざる超大企業の全容が初めて明かされる、インターネットが面白くも怖ろしくもなる、衝撃の書。
目次
第１章 何をする会社なのか
第２章 それはＭＩＴから始まった
第３章 インターネットはどう動くか
第４章 アカマイの技術とインターネット
第５章 インターネットのカネと力
第６章 インターネットとアカマイのこれから
著者等紹介
小川晃通［オガワアキミチ］
１９７６年生まれ。慶應義塾大学政策メディア研究科にて博士号（政策・メディア）を取得。ソニー株式会社において、ホームネットワークでの通信技術開発に従事したのち、２００７年にソニーを退職し、現在はブロガーとして活動を行っている。アルファブロガーアワード２０１１受賞。全日本剣道連盟情報小委員会委員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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ごへいもち
24
凄いなぁ。世の中のこの方面のことは何もかも私にはブラックボックス。一度アクセスしたら次はすぐ繋がるのはそういうことだったのか2019/05/06
ふぇるけん
9
うーむ。アカマイというタイトルの割にアカマイの企業そのものについては深く踏み込まれておらず、インターネットやコンテンツ配信の初歩的な技術解説に終始していてちょっと期待外れ。アカマイのビジネスをある程度理解していて、さらに深く掘り下げようとしている方にはおすすめしない。2015/08/30
nori
6
Title should be changed to 'how work of Internet' instead of a name of company since most of pages are used for technical lecture. No information of counter part nor disadvantage nor future nor IR nor even Akamai logo. Do not evaluate stock with this. 2015/05/30
asanosatonoko
6
エンドユーザーに接する仕事じゃないと超大企業でも認知度は低い。インターネットの巨人、アカマイ社についての本。と言いつつほとんどインターネットの仕組みの説明だった気もする。2015/02/24
NDS
5
ネット関連企業の中では、一般的には無名でありつつ、全トラフィックのうち30％を抑える企業、アカマイに関して解説されています。 また、その解説に関連してインターネットの仕組みやその情報のやり取りの方法が解説されていました。 こちらの説明が大変分かりやすく、日常的に利用しているインターネットがどのような運営のもとに情報のやりとりをしているか図混じりで解説しています。 多少ネットの知識はあるものの、そもそもの仕組みをよく知らなかったという方にもオススメできる本です。2017/08/17
