15歳のコーヒー屋さん―発達障害のぼくができることからぼくにしかできないことへ

個数:
電子版価格
¥1,430
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

15歳のコーヒー屋さん―発達障害のぼくができることからぼくにしかできないことへ

  • ウェブストアに4冊在庫がございます。(2024年05月03日 02時20分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 192p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784040696539
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

出版社内容情報

発達障害、15歳のぼくがコーヒー屋さんをはじめました10歳で発達障害のひとつ、アスペルガー症候群と診断。
中学校に通えなくなったのをきっかけに、あえて進学しない道を選んだ15歳の「生きる道探し」とは?

現在、15歳のコーヒー焙煎士として、メディアで注目されている岩野響さん、初の著書! ご両親のインタビューとともに、ベストセラー「発達障害に気づかない大人たち」著者、精神科医・星野仁彦先生の解説も掲載

はじめに
第1章 幼少期のぼく
第2章 大きな壁にぶつかった中学時代
第3章 働くことで新しい世界が広がる
第4章 ぼくの仕事はコーヒー焙煎士です
解説  数々の選択が、よい結果につながっている 星野仁彦先生(診療内科医・医学博士)

岩野 響[イワノ ヒビキ]
著・文・その他

内容説明

「好きなことを仕事にしたら障害じゃなくなった!」10歳でアスペルガー症候群と診断。中学校に通えなくなったのをきっかけに、あえて進学しない道を選んだ15歳の「生きる道探し」とは?精神科医・星野仁彦先生のインタビューも掲載。

目次

1 幼少期のぼく(ぼくはアスペルガー症候群;小さい頃の記憶は、じつはあいまいです ほか)
2 大きな壁にぶつかった中学時代(なにがなんでも校則を守ろうとしていた;体を鍛えるためにバドミントン部へ ほか)
3 働くことで新しい世界が広がる(これからの生き方を模索する日々;家事をしたり、父の仕事を手伝ったり ほか)
4 ぼくの仕事はコーヒー焙煎士です(2017年4月、「HORIZON LABO」をオープン!;コーヒー屋さんの1日 ほか)

著者等紹介

岩野響[イワノヒビキ]
2002年生まれ。10歳で発達障害のひとつ、アスペルガー症候群と診断される。中学生で学校に行けなくなったのをきっかけに、あえて高校に進学しない道を選び、料理やコーヒー焙煎、写真など、さまざまな「できること」を追求していく。2017年4月、自宅敷地内に「HORIZON LABO」をオープン。幼い頃から調味料を替えたのがわかるほどの鋭い味覚、嗅覚を生かし、自ら焙煎したコーヒー豆の販売を行ったところ、そのコーヒーの味わいや生き方が全国で話題となる(現在、直販は休止)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

へくとぱすかる

126
21世紀のつい最近のことであるのに、この本を読むと、学校の先生たちの間にさえ、発達障害に対する理解が、まだまだ浸透していないようにも見える。両親の思い切った決断やドクターとの出会いなど、「ぼくにしかできないこと」を見いだせる、適切なサポートの大切さがよくわかるし、発達障害のある人たちが、違和感を覚えないで生きられる社会を、私たちは実現しなければ、と思う。2019/05/15

いつでも母さん

119
まだまだ教育関係の方の理解は足りない現状に、こういう本は一番に読んでいただきたい。勿論全てが『発達障害』の括りで許される?免除してほしいと訴えているのではない。中学校が親も子も苦しい3年間なのだと思う。一口で『発達障害』といっても、それぞれなのが切ない。家庭環境も考えてしまう・・岩野響君、自分にしかできないことと出会えたのは必然だったのだね。君が焙煎した深くて甘いコーヒーを飲んでみたい。2018/01/20

しいたけ

112
発達障害の「あるある」が溢れていて、教本になるレベル。それだけに、診断に至るまでに時間がかかりすぎていることがつらい。保育園、小学校、中学校と、進む先々で親の育て方を責められるのも、読んでいて腹が立って仕方なかった。といってもこの本で一番大切なのは、自分の居場所を自分の心の中に作るということ。出来ないことがひとつあって出来るようにと無理するより、他の出来るひとつに夢中になればよい。「もう学校に行かなくていいよ」。車で中学に送る途中、そう言いUターンしたお父さん。そのシーンが目に浮かびたまらなくなる。2018/02/10

chimako

105
読み始めればすぐに読み終わる。でも、そこには響くんの素直な気持ちや葛藤、ご両親の心配や戸惑いや喜びが詰まっている。心にスッと染み込んでくる。豆を焙煎する響くんの真剣な横顔と家族に囲まれた笑顔が印象的。お父様が染めてお母様が縫ったであろうキナリのコートもとても素敵。解説の星野先生がおっしゃるように響くんはいくつかの奇跡が重なってうまくいったケース。同じようには行かないけれど、自分を生かせる場所を見つけられたら良いな。『虹色のチョーク』で真剣に選別していた彼の横顔思い出した。2018/02/08

s-kozy

97
アスペルガー症候群と小3で診断された岩野響さん。日本の学校という環境には適応できず中学の途中で不登校に。2017年4月(同級生が高校生になるタイミング)に自らが焙煎したコーヒーを売る店(数量限定の通信販売)を開業した。コーヒー焙煎の仕事は味覚嗅覚の鋭さや好きなことなら何時間でも没頭できる彼の特徴を活かせるものだった。この本は彼がそこに至るまでの経緯が語られたもの。本人、母、父、それぞれのモノローグで語られていて興味深い。確かに奇跡とも言える事例ではあるが、今後はこんな道を選ぶ人が増えて行くんじゃないかな?2018/02/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12481625
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。