出版社内容情報
アンデス山脈中の町、クスコでくらすウリーセスは、夏休みにアマゾンの村でクリスマスや新年をむかえるのを楽しみにしています。
内容説明
南アメリカ大陸中西部のアンデス山脈中にある町、クスコ。ウリーセスは、学校へ通うためにこの町でくらしています。クリスマスに、アマゾンの村にあるおばあちゃんの家で親せきみんなが集まるのを心待ちにしている男の子です。
著者等紹介
鈴木智子[スズキトモコ]
1969年東京生まれ。アメリカ・カリフォルニア大学バークレー校地理学部卒業。大学卒業後は、中米コスタリカの小学校や南米ペルーの大学で語学教師をつとめる。その後、ペルーを拠点に、先住民の文化や祭り、アマゾンの自然を撮影し紹介する。自然や文化をテーマにしたテレビ番組のコーディネーターとしても、取材活動をする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆみきーにゃ
76
大家族いいな〜ってすごく思う。アマゾン生まれのため遊び場は川。大自然から学ぶことは沢山あると思う。一年中採れたてのフルーツが食べられるなんて羨ましい限り!2021/07/10
猫
12
図書館本。いろんな国の子供たち(ともだち)の生活を覗いてみよう、なシリーズのペルー編。アマゾンの村で生まれ、学校に通うために高山都市クスコで暮らすウリーセス。クスコの標高は富士山と同じくらいで夏でも気温が12℃くらいだそう。クリスマスの時期(夏休み)にアマゾンの村へ帰るとそこは熱帯気候で暑い。同じ国なのに気候の差がすごい。村で過ごすウリーセスののびのびとした明るい笑顔が眩しい。2018/10/06
ちい
8
ペルーのウリーセスが通う学校は8時20分から始まり、10時30分から50分休み時間。小学校から高校まで一貫している。夏休みはクリスマスから3月まで約3ヶ月間。それまで川で泳いだり森をかけまわったり、お父さんの仕事についてまわったりする。なんだかゆったりしていていいなぁ。2018/03/26
hoguru
8
テレビの「世界遺産」でマチュピチュを見てから、息子が興味を持ち、現在マチュピチュのパズルに挑戦中。この本はペルーに住む男の子の生活や町の様子を知ることができて面白い。2016/06/07
うさっぴ
7
クリスマスから新年にかけての風習が、日本と全く違っていて面白かった。2014/11/14