内容説明
原始的なキバチやハバチから、寄生バチや獲物を狩る狩りバチ、そして、大家族集団をつくって社会生活を営むミツバチやアリまで、第六巻は本能の進化をフィールドに追った、シリーズの完結編。小学上級から大人まで。
目次
1 一冊の本との出会い
2 キバチとオナガバチ
3 ジガバチの狩り
4 クロアナバチとにらめっこする
5 ニホンミツバチとスズメバチの闘い
6 スズメバチの越冬場所と巣づくり
7 クロオオアリの結婚飛行
8 サムライアリの奴隷狩り
9 シジミチョウを育てるアリ
著者等紹介
矢島稔[ヤジマミノル]
1930年東京・中野に生まれる。1957年、東京学芸大学卒業、「豊島園昆虫館」を創設。1961年、東京都多摩動物公園勤務、「昆虫園」を開設する。1964年、月刊誌『インセクタリゥム』を創刊。1965年、昆虫飼育係長。1978年、上野動物園水族館館長。1980年、日本博物館協会・棚橋賞受賞。1984年、多摩動物公園飼育課長。1987年、多摩動物公園園長。1990年、園長を定年退職。1991年、文部大臣表彰受賞、財団法人東京動物園協会常任理事。1997年、同上理事長。1998年、「ぐんま昆虫の森」参与として、新しい形式の「昆虫園」の開設準備をすすめる。1999年、「ぐんま昆虫の森」園長。2005年、日本ホタルの会名誉会長、日本昆虫学会、日本鱗翅学会、動物行動学会、全日本博物館学会会員、全国昆虫施設連絡協議会顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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