偕成社ワンダーランド<br> 神の守り人 帰還編

個数:
  • ポイントキャンペーン

偕成社ワンダーランド
神の守り人 帰還編

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2024年04月28日 14時44分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 316p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784035402909
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8393

内容説明

アスラは自らの力にめざめ、サーダ・タルハマヤ“神とひとつになりし者”としておそろしい力を発揮しはじめる。それは、人の子としてのアスラの崩壊を意味していた…はたして、バルサたちはアスラを救うことができるのだろうか。

著者等紹介

上橋菜穂子[ウエハシナホコ]
立教大学大学院博士課程修了。専攻は文化人類学。オーストラリアの先住民族であるアボリジニを研究。女子栄養大学助手を経て、現在川村学園女子大学助教授。文化人類学的視点を生かしたファンタジーを書く。著書に『精霊の木』『月の森にカミよ眠れ』(日本児童文学者協会新人賞)『精霊の守り人』(野間児童文芸新人賞、サンケイ児童出版文化賞)『闇の守り人』(日本児童文学者協会賞)『夢の守り人』(路傍の石文学賞)『虚空の旅人』などがある。2002年巌谷小波賞受賞

二木真希子[フタキマキコ]
愛知教育大学美術課程卒業後、テレコムアニメーションフィルムに入社。フリーを経て現在はスタジオジブリでアニメーションの原画を担当
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

R

98
神を宿らせる少女を救う物語でした。救うと書いたものの、実際は本人が何を選ぶかというところが重要で、その選択について、バルサの想いと優しさが強い支えとなっていくというところがお話としてとても面白い。国や、民族といった、一見複雑で難しいことに巻き込まれていると思いがちなところに、少女がその立場にいるという悲劇よりも、一人どう生きるかということに目を向けさせるというのが秀逸至極で感動的でした。殺陣も充実していて、毎回思うが児童文学とは何か考えさせられる一冊でした。2017/07/15

ちはや@灯れ松明の火

83
国の行末を左右する少女を巡り二人の女が対峙する。片や駒と見做した人間を配置して遊戯盤に見立てた国を変えようとし、片や血の快楽に溺れそうな少女を人の道に引き戻そうとして、其々裡に揺るがぬ信念を秘め。異なる民族、時を経て変質した歴史観、差別、貧富の差、賢明な為政者の奮闘も虚しく国を蝕む不満と不信の亀裂。病み衰えた国家を治めるのに必要なものは恐怖に等しい力か、迂遠で難儀な信頼の構築か。そして神と人との狭間で揺れ動く少女もまた、ひとつの決断を下す。その瞳に浮かぶ景色は凍てつく冬の湖面か、紅い花咲く春の野か。2010/10/28

Rin

64
【図書館】怒濤の展開と国の在り方、政治、民族間の問題にまで踏み込んだ内容。読み手も真剣に向き合って読まされる。子どもであるアスラを通して、たくさんの問題を投げ掛けられている。そのアスラに背負わされた問題はとても重たくて、潰れてしまいそうだけれど。でも、バルサが伝えようとしたことや、話してくれた言葉に一緒にいた時間が支えてくれていた。バルサの強さに、タンダの優しさが救い。国はもちろん、ふたりの兄妹の未来が健やかであって欲しい。兄妹が政治や陰謀、策略に巻き込まれるのは辛いけれど成長が眩しかったです。2016/04/29

Rosemary*

64
アスラに来訪した神と対峙し封じ込まれた人間としての魂が帰還する。幼き子に宿った怖ろしい力を利用しようと目論む大人たち、殺めることに躊躇いを持たなかったアスラに、体を張って守り抜くバルサたち。尊い決断をしいまだ目覚めぬアスラを胸に抱きながら一面に咲き始めたサユラの花が揺れる野で語るバルサの一言一言が胸につまります。怒涛の後の穏やかさが余韻を残す。2015/04/17

万葉語り

60
守り人シリーズ6冊目。それぞれが描く理想像のために、シハナもバルサも命がけで戦っている。ただその違いが多くの犠牲を生んでしまった。民族や宗教の問題まで含んだ児童書。最後のバルサとチキサの会話の場面がすばらしかった。2019-0112019/01/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/574886
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。