内容説明
スミレのたねは、ごちそうをつけてアリをさそい、どこか遠くにはこばれていく。そのしくみ・めばえを写真で見てみよう!小学生から。
著者等紹介
多田多恵子[タダタエコ]
東京生まれ。東京大学卒、理学博士。立教大学、東京農工大学、国際基督教大学非常勤講師。専門は植物生態学。いつもわくわくしながら、植物の繁殖戦略や動物との相互関係を追いかけている。また、ラジオ番組「全国こども電話相談室」(TBSラジオ)で植物の不思議を楽しく解説する、“植物のせんせい”(レギュラー回答者)として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
7
スミレとアリの関係を、写真絵本で。美しいスミレの花の可憐な風情と、案外たくましい作戦を持っている野性味とに惹かれる。びっしりと実らせたタネを、見てみたい。ピンピンと飛ぶようすを見てみたい。アリがスミレのタネを運ぶところも見てみたい!2020/02/09
遠い日
7
先日読んだ『すみれとあり』(矢間芳子・作)で知った、スミレとアリの関係を今度は写真絵本で。基本的な内容は前書と同じだが、きれいな写真を楽しむ。スミレのタネの、アリが好む白い部分を写真で見られてよかった。スミレの種類によって白い部分のようすが異なっている。「さいても、実がならない花」と「さかないで、実がなる花」というスミレのちょっとした秘密を知ることができたのも嬉しい。2013/08/25
ひまわり
5
スミレはどうやって子孫を増やす?スミレの知恵。昆虫との関係。2023/05/15
こどもふみちゃん
4
菫の種が甘いとは知らなかった。甘い種を運ぶアリ。そのおかげで菫は成長域を拡大できる。お勧めシリーズ。4・5・6・7・8・9歳向け。2012/06/30
miyu
3
教科書の紹介本。7歳11ヶ月2021/05/13