出版社内容情報
そろそろ夏になりそうです。近くの山に虫とりにでかけましょう。むむ……はっぱの向こうになにかがいる……「なんだこれは！」。身近な虫たちがたくさん出てくる虫とり絵本です。
目で見る、音を聞く、匂いをかぐ、さわってさがす、カンをはたらかせる……いろいろなやりかたで虫を見つけてみよう！
巻末に、この本に出てくる虫図鑑、虫とりまめちしきつき。
内容説明
やまのみどりもそろそろなつ。いろんなむしがいそうだな。さっそくなにかがいるけはい。なんだこれは！身近な生きものに出会える虫とりの絵本。対象年令３歳から。
著者等紹介
横山寛多［ヨコヤマカンタ］
１９８０年神奈川生まれ。多摩美術大学油画科卒業。雑誌や広告などで活動している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
spatz
12
きのう野山をあるいて、あとから身体のそこかしこがかゆくなり(たぶんブヨだ)虫の季節の到来だと感じたところ。虫はとても身近ないきもの。好んで観察したくなり飼いたくなるのもいれば、できれはおめにかかりたくないのもいる。さあ身支度して外に行こう。虫苦手！な人もおとなにはけっこういるが、子供の頃親しんでおくのにこしたことはないきがする。虫苦手、だと、結局なんかのときに人に頼らなきゃならなくなるでしょ。スズメバチの巣は何回かとってもらった。村では消防署に電話するときてくれます。ありがたい。 #NetGalleyJP2021/06/12
Midori Matsuoka
5
虫さがし、そして虫とりの絵本。言葉はとてもシンプルなのに、あちこちに虫たちが！巻末の「いろいろな感覚をつかって虫をさがそう」がいい。いろんなアンテナを張って「なんだこれは！」な発見ができるといいねえ。2021/12/24
遠い日
4
夏目前の山の雑木林の中で、虫を見つける。名前も知らない虫でも、パッと見て、ようく見て、感じる印象はとっても新鮮。飛ぶ虫の音、木の枝や葉っぱの上に止まっているようす、気になる匂いなどを自分の目で確認する。その驚きと喜びは、虫への興味をきっと深めてくれるでしょう。巻末には本の中に登場した虫たちの一覧図が付されています。ページを戻って確かめると、あるある！実際に見るのとはまた違った楽しみ方もできます！#なんだこれは#NetGalleyJP2021/07/05
ymmtdisk
3
虫取りというか、自然を純粋に楽しんでいる様子にとても共感する。▼人物はキャラクター然としているけど、昆虫の描写は細かくてリアル。▼ナナフシって一度小岩井牧場かどこかで見つけたことがあったと記憶しているんだけど、もう一度自然の中で見つけてみたいな。思っていたよりも大きいから怖かったんだけど、あの形態は神秘的だった。2022/05/29
しらたえび
2
マニアックすぎる虫の本です、うちは虫好きだったので好みのタイプで気に入ってました。巻末にでてくる虫の一覧がありますがキマワリ、オトシブミと親はあまりわからないので子供と一緒に探しました。5歳11ヶ月2021/09/30
