出版社内容情報
一本の桜の木をめぐるさまざまな「はじめまして」を、豊かに、たからかにかきあげたおおらかな絵本です。
内容説明
はる、なつ、あき、ふゆ。きせつはめぐりますが、どんないちにちも、はれやかな「はじめまして」にみちています―。5歳から。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くぅ
37
図書館の隣の小学校の前で散り始めた桜を親子で見てきたその流れで選んだ一冊。幼稚園に行ったらたくさんのはじめましてに出会うよね♡と借りてみたけれど、とっても素敵な絵本でした!入園や入学のときだけじゃないよね、はじめましては。いくつになってもいつになっても自分の感じ方、自分次第できっとはじめましては無限大に広がるんだと思う。そして、季節は巡り時が進み、同じ木であってもいつもはじめましての花が咲く。"いちどきりのはる""一度きりの今"を大切にしたいなぁ。(3歳10ヶ月)2021/03/30
たーちゃん
31
どんな桜も一つとして同じものはなく、いつでも『はじめまして』なんですよね。今年も綺麗に咲いてくれる桜が楽しみです。息子は桜の木に描かれている虫たちを一つ一つ確認していました。2021/03/15
ヒラP@ehon.gohon
27
桜のつぼみが膨らんでくると、それに合わせていろんな虫や鳥たちが集まって来ることを想像すると、「はじめまして」という挨拶がピッタリに感じられます。 なんと多くの挨拶が描きこまれていることでしょう。 桜の一年を通して、大自然のいとなみを眺めていると、感動が生まれます。2023/04/04
みっくす
21
図書館の桜関連の絵本コーナーで発見。美しい表紙が気に入って借りてみた。つぼみができて花が咲いて散るところだけではなく、一年を通した桜の移り変わりが描かれている。『どんないちにちも、はれやかな はじめまして にみちています』季節は巡るけれども、どの日も同じじゃないのです。素敵な絵本で気に入りました。大人向けの絵本かもしれないなぁ。2015/04/26
ぱお
21
生きているものの自然の繰り返しに愛しさを感じました(^^♪2014/08/09