出版社内容情報
銀色のツリーに魅せられたリスは、ともだちへの贈り物に輝く星を探し歩きます。けれど見つからぬままクリスマスイブに。 4才から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
77
友達にクリスマスの贈り物として見せるため、せっせとツリーを飾るリスのお話。一通り飾り付け終わったけれど、「何か物足りない」と思っていたら、空に銀色に輝く星がでて、すばらしいツリーが完成する。ところが、次の日、その銀色の星は見えなくなってしまう。リスは、友人のネズミ、キツネ、アヒル、ウサギに対して、「銀色の星を隠したのはあいつだ」と疑いの目を向けるのだが・・・友人のありがたさが身にしみる絵本。2015/11/28
Rosemary*
48
りすは、クリスマスが来るので自分の木を一生懸命飾り付けしました。極めつけは、真ん中に灯ったぎんいろの星です。これをみんなへのプレゼントにしようと大喜びでした。しかし、朝になると星がなくなってしまいました。困った、祈るように探し周りますが… ラストのページがとても素敵です★2014/12/21
ちえ
40
「ロージーのおさんぽ」の作者ハッチンスのクリスマス絵本。「ロージーのおさんぽ」では、それほどいいとおもえなかったハッチンスの絵がこの絵本ではとてもきれいに感じるのが不思議。ツリーも本当に輝いているみたい。お話も可愛いなあ。2021/12/25
たーちゃん
28
とても美しいクリスマスツリーでした。息子も「あっ!星が出たよ!」と喜んでいました。2021/12/04
けんちゃん
24
クリスマスを前に、りすがきれいに飾り付けたツリーに光る銀色の星、朝になってなくなってしまった星を探し回ります。出会う動物たちの思わせぶりな言葉にあれこれ想像をめぐらすのですが…登場する動物たちが温かく穏やかです。こんなクリスマスのお話も楽しいですね。動物のからだが独特の模様で描かれ、そちらに強く目を奪われてしまうのがちょっと残念。きつねを見て思い出した「ロージーのおさんぽ」では、あまり感じなかったのですが、こちらの方が動物のアップが多いのかもしれません。2012/11/24