我が師、おやじ・土門拳

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  • サイズ B6判/ページ数 151p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784023315716
  • NDC分類 740.21
  • Cコード C0072

内容説明

一番弟子と二番弟子が秘蔵写真とともに振り返る「写真の鬼」土門拳との交流録!弟子入りから「最後の撮影」まで師匠と弟子二人の秘話の数々。

目次

弟子入り志願
カミナリとパンチ
最初の仕事
個性派ぞろいの外弟子たち
先生の撮影旅
お洒落へのこだわり
先生の衣食住
『るみえちゃんはお父さんが死んだ』
『古寺巡礼』の撮影機材
ベストアングルへのこだわり
『古寺巡礼』秘話(1)
先生の「嗜好品」
「鬼がついた」
女優と文化財
『古寺巡礼』撮影余話
もう一つの土門美学
続・『古寺巡礼』撮影余話
サウスポーとなった土門先生
師匠を超えて、親として
土門学校の卒業
見えない絆
最後の撮影
土門先生とカメラ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Shintaro

69
アサヒカメラに連載されていたから読んだ人は多いのではないでしょうか。土門拳の有給助手第1号と2号の牛尾さんと藤森さんが書く土門拳の想い出です。『古寺巡礼』の続きのつもりで読んでました。土門拳、銀塩写真に殉じた最後の写真家ですね。今でこそデジカメはケータイにも付いていて、SNSにはスイーツやら自撮りが溢れていて、カメラはコモディティ化した。その風潮自体を否定するものではない。でも命を削るようにして写真を撮っていた写真家がいたことは事実。土門拳の撮った仏像が好きだ。土門拳、仏像を撮ってくれてありがとよ。2017/08/06

サカナ

2
東京にきて一週間経ってなかったと思うが、主人の買い物に付き合って池袋のジュンク堂へいった。廃墟写真を捜していたため、私は写真集のコーナーでぶらりぶらり。アラーキー氏の本が並ぶ中・・・どもん・けん? お恥ずかしながら29にして初めて知りました、写真家・土門拳。やることなすこと、かっこいい。というか、獲物を捕まえるように仏像を「撮る」!この精神。お弟子さん達の緊張感、すごく伝わってきた。 一番ぐっときたのは、牛さんのお父さんが写真は芸術じゃないといったことに対する土門先生の返事。2017/06/16

大熊真春(OKUMA Masaharu)

0
おもいろかった。あたしの師匠はおこりんぼでしたがパンチはありませんでした。2017/01/02

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