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暴走検察

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  • サイズ B6判/ページ数 251p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784023308176
  • NDC分類 327.13
  • Cコード C0095

出版社内容情報

検察X小沢一郎X週刊朝日、壮絶なバトルロワイヤル!西松建設事件から土地購入疑惑まで、検察は「犯罪捜査」をしていたのではない。人事と既得権を死守すべく、小沢一郎に対し「権力闘争」を繰り広げていたのだ──検察の強大な権力とタブーに挑んだジャーナリストと週刊誌の闘いの記録。

内容説明

検察VS.小沢VS.週刊朝日―壮絶なバトルロワイヤル。ジャーナリストと週刊誌が、検察の強大な権力とタブーに挑んだ闘いの記録。

目次

第1章 西松建設事件(死闘 検察vs.小沢一郎;執念の旧田中派退治30年 いよいよ「最後の戦い」へ;検察が小沢政権を絶対に潰したかったわけ ほか)
第2章 政権交代(官僚が操る「一億総洗脳社会」の恐怖;対談 官僚に侵され始めた民主党;鳩山首相の「故人献金」 ほか)
第3章 検察暴走(小沢vs.検察 最終戦争;これは犯罪捜査ではなく権力闘争である;検察がたどる「いつか来た道」 ほか)

著者等紹介

上杉隆[ウエスギタカシ]
1968年、福岡県生まれ。都留文科大学卒業。NHK報道局勤務、鳩山邦夫衆議院議員の公設秘書、ニューヨーク・タイムズ東京支局取材記者を経て、2003年からフリージャーナリストとして活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しーふぉ

21
事例、壁に向かって何時間も立たせて検察の書いた供述調書にサインをさせる。事件と関係ない秘書を保育園に連絡や迎えに行かせず10時間も任意聴取で拘束する。これをネタに議員にサインさせようとする。ある区議会議員は3つ罪状を差し出し、自分でどれがいいか選べと言う。どれも真実かどうかは分かりませんが恐ろしい。大手マスコミも報道しないというし。2017/09/10

しーふぉ

6
主に小沢事件の検察のやり方。怖くなる。ある区長の場合、調書にサインをしなかったので、中学三年生の少年を呼び、お前も父親のような政治家になりたいのかと…女性秘書に対して夜の10時半まで事情聴取、保育園に子供を預けているのに連絡も許さず。なに言っちゃってるの。そんなに人生甘くないでしょ。と言い放つ。検察の作ったストーリーに沿った供述しか許さないとは、法治国家の根本を揺るがす内容でした。2013/01/15

Hiro

1
09年の政権交代前からの検察と当時の民主党代表・小沢一郎氏との政官の闘いを時系列にまとめたドキュメンタリーである。国家権力の中で人を裁くということでいえば、とりわけ絶大な権力を有する検察機構が自己の出世や保身のためだけに暴走するとどうなるかということを思い知らされた。検察は正義という常識だと思っていた事もこの本を読んでしまった後では通用しないと確信に似た思いを抱いてしまったのである。2011/10/06

cdc@カエル王ピクルス

1
政権交代前夜より始まった小沢一郎と検察特捜部の攻防を特捜部の無理筋強行捜査批判の観点から述べられたドキュメントもの。元を辿れば田中角栄から始まる政治家と検察の攻防が今も綿々と続いているということだろう。検察が自らを正義とし、如何に強引な捜査でも世論を巻き込むことで成立させようとする様は、正義への忠誠心かそれとも出世欲がなせるものなのか。2011/09/14

snakedoctorK

1
検察は正義である この言葉を信じたい 特捜部は最強の捜査集団であると信じたい 正義という言葉が検察にあると信じたい あとがきでこの書に対して現役検察官からも忸怩たる思いが寄せられたとあった そこを信じたいと思う2010/10/12

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