朝日新書<br> タコの知性―その感覚と思考

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朝日新書
タコの知性―その感覚と思考

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  • サイズ 新書判/ページ数 247p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022950666
  • NDC分類 484.7
  • Cコード C0245

出版社内容情報

地球上で最も賢い生物である「タコ」。大きな脳と8本の腕の「触覚」を通して、様々な知的能力を駆使するタコの「かしこさ」に迫る。最新研究で明らかになった、感情表現、コミュニケーション力などといった知られざる一面も紹介!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はっせー

153
イカの研究者が語るタコの話はとても面白く勉強になった!海の賢者として知られるタコ。そのタコのことはあまり知られていない。私も旨いタコ料理なら知っているがタコの生態についてほとんど皆無であった。タコの生態で驚くのは観察学習である。隣の水槽で実験を行っているタコを観察し自分が同じ実験をしたら隣のタコのミスをしないで行う。隣のタコを観察し学習することが出来る。またタコにも母性らしいものもあり、見ず知らずのタコの卵も育てることがわかった。何より池田さんが冗談を挟みながらの文章は読みやすく文系の私でも理解出来た!!2020/08/15

真香@ゆるゆるペース

141
本書は、イカの研究者である著者が知られざる神秘的なタコの実像を紹介。これまでタコは擬態に長けてる生物というイメージしかなかったので、こんなにも社会性・感情・愛情表現豊かな知性的な生物ということに驚きを隠せない。まだまだ研究途上の生物とのことなので、今後の解明に期待。これまでは食材の一つという存在のタコだったけど、もうタコ様とお呼びした方がいいかもしれないなぁ。これから食す時は、もっと命に感謝しながらいただくようにしなければ!著者のタコ愛がすごく伝わってくる、マニアックながらも興味深くて楽しい一冊でした。2021/07/03

keroppi

80
タコは旨い。ぶつ切りをわさび醤油で食べると酒が進む。そのタコに、こんなに知性があったとは。学習能力や、自己認識能力、コミュニケーション力、母性、等々、最新の研究結果で分かった知性についてレポートする。最近読んだ「ナメクジ」もそうだったけど、生物の生きる上での知性とは凄いもんがあるなと感心する。まだまだ知らないことが色々あるんだろうな。2020/10/24

けんとまん1007

65
生物に関する研究の奥深さ。未知のことというよりも、既知のことが少ないと考えた方がいい。研究の素材の選び方だけでなく、研究の視点・方法、分析の考え方は、いくらでも広がる。と、言うことは、これから判明することが、まだまだあるということ。それにしても、タコの知性というか、感情と言ってもいいくらい、面白い。文様も、表情として考えるというのは、いろいろな生物のコミュニケーションの取り方の多様性にも通じる。はたして、今の人間は、どうなんだろう?2022/11/22

ホークス

53
2020年刊。タコやイカなどの頭足類は貝類と同じ軟体動物だけど、海の霊長類と言われるほど知能が高い。本書はタコの知的な行動を解説する。少し難しめ。八本の腕は両眼と共に主要な感覚器で、視覚以上に触覚が駆使される。脳も身体の割に大きいが、腕にも外界への反応を一部任せているらしい(地方自治みたい)。タコは表皮を様々な色や凹凸に変化させて擬態する。この機能は言語でもあり、表情(=感情表現)でもある。知能は感覚や生理と一体であり、だから多様だしAI研究も難しいと分かる。不味いエサを研究者に投げつけるなんて面白過ぎる2022/10/29

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