朝日新書<br> 結婚不要社会

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朝日新書
結婚不要社会

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  • サイズ 新書判/ページ数 216p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022950208
  • NDC分類 367.4
  • Cコード C0236

出版社内容情報

「愛と経済の単位」である近代的結婚はかくも矛盾に満ちている! 若年世代の格差化、保守化、世間体──欧米とは違うかたちで結婚不要社会になりつつある日本社会を徹底的に分析し、あるべき未来のかたちを提示するホンネの社会学。

内容説明

なんのための結婚か?決定的な社会の矛盾がこの問いで明らかに―。好きな相手が経済的にふさわしいとは限らない、経済的にふさわしい相手を好きになるとも限らない、しかも結婚は個人の自由とされながら、社会は人々の結婚・出産を必要としている…。これらの矛盾が別々に追求されるとき、結婚は困難になると同時に、不要になるのである。平成を総括し、令和を予見する、結婚社会学の決定版!

目次

第1章 結婚困難社会―結婚をめぐる日本の現状
第2章 結婚再考―なぜ結婚が「必要」なのか
第3章 近代社会と結婚―結婚不可欠社会
第4章 戦後日本の結婚状況―皆婚社会の到来
第5章 「結婚不要社会」へ―近代的結婚の危機
第6章 結婚困難社会―日本の対応

著者等紹介

山田昌弘[ヤマダマサヒロ]
1957年、東京生まれ。1981年、東京大学文学部卒。1986年、東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。現在、中央大学文学部教授。専門は家族社会学。学卒後も両親宅に同居し独身生活を続ける若者を「パラサイト・シングル」と呼び、「格差社会」という言葉を世に浸透させたことでも知られる。「婚活」という言葉を世に出し、婚活ブームの火付け役ともなった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆう。

32
結婚とは何かを社会学的に分析されている。なぜ結婚することが社会的に求められるのか。お互いのカップルが一緒にいたいと思えばいいだけのはずが、制度となることで感情だけでは難しくなる。性的営みも含め社会性が帯びてくる。著者の論理にすべて同意はできないが考えるところは多かった。2019/11/24

ステビア

22
日本は親密性すら不要な社会になりつつある2021/10/17

karutaroton

19
やっぱり、日本人は世間体気にし過ぎか。世間体の英語、調べたらpublic imageだったけど、ちょっとニュアンスが違うような。告白文化が恋愛の活発化を妨げている、おこづかい制のためフェミニズムが浸透しにくい、ての、面白い。私もむしろ、おこづかい制の時は搾取されてると思ってたなー。労働環境における男女の不平等とか、背景は色々あるんだろうけど。2020/06/29

まゆまゆ

15
男性にとって結婚はイベント(スタート)であるのに対して、女性にとっての結婚は生まれ変わり(ゴール)である……近代社会から始まったこの結婚の概念は今も変わっていないが、経済情勢が大きく変わったことで、いつでもできるという認識から結婚自体が困難という認識へと変化した。結婚は生活と心理的に充実をもたらすと考えられていたが、相手に代わる様々なサービスの充実によって、結婚しなくても満足という社会が出来上がりつつある。2019/07/31

Yuichiro Komiya

15
著者は今と昔では結婚の意味が変わってきているとし、年々結婚に対するハードルが上がってきているという。もともと高度成長期以前は、夫婦の役割も画一的で、妻は家事育児、夫は仕事のみが、近代社会ではお互い引かれ合う、かつ経済的にも満足できるパートナーが必要となった。それに加えて社会の変化により、そういうパートナーを見つけるのが年々困難になっていると。また、特に日本では、結婚する必要性も年々減ってきていると説いている。2019/05/26

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