内容説明
十六夜京也の高校時代の同窓生・八城多恵が“新宿”に居を構える牙一族の跡継ぎに請われて結婚した。彼女にひそかに想いをよせていたもと番長の角野は、牙一族の出自に疑問を持ち、彼女の身を案じて調査を開始するが、京也にそのデータを託した直後に惨殺されてしまう。誰が手を下したのか。京也は真相を突き止めるべく、ふたたび“魔界都市”に入った。シリーズ書き下ろし痛快作。
著者等紹介
菊地秀行[キクチヒデユキ]
1949年、千葉県に生まれる。青山学院大学卒業。1982年「魔界都市“新宿”」でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
miroku
5
十六夜京也、三度地球を救った高校生。今回は予備校生。相手がこれまでほど邪悪ではない。ライトで良い♪2010/07/31
史
4
託されて。2023/11/10
しゃお
4
ロマンチックな部分も多く、こういうセンチメンタリズム溢れる作品は好きです。世界を三度救った男、十六夜京也と謎の一族との戦いを描いていますが、お手伝いさんと京也を助ける存在は謎のまま・・・でした。2010/07/07
柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
3
魔界都市はただでさえいろんな登場人物が錯綜してるんだから、世界観は統一して欲しい。十六夜京也が新宿を好きでなくて区外で暮らしてる設定ってあったっけ?なんだか、作者が設定をますますいい加減にしてる気がします。まぁ、だから魔界都市ということも言えるけどね。2010/07/19
オルガ
2
十六夜京也が主人公の魔界都市。3冊目が出てたのに気付かなかくて4冊目といことにびっくり。最初のほうに出てきた意味ありげなメイドは結局なんだったんだろう。結末の「不幸に見えるけど本人は満足」という終わり方は魔界都市っぽくてよかったです。2011/06/21