内容説明
最終局面で究極の破壊兵器・超新星爆弾を使用しようとした宗主星相手の独立戦争を共に戦い、行方不明になったままの海賊船・黒鳥号から、当時の僚艦である弁天丸と元白鳥号のオデット2世に救難信号が発信されてきた。120年の時を隔てて星系外から届いたSOSは、いったい何を意味するのか。謎を追う茉莉香の冒険が始まった。アニメ化決定の快調シリーズ、書き下ろし第4弾。
著者等紹介
笹本祐一[ササモトユウイチ]
1963年東京に生まれる。1984年「妖精作戦」を上梓(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Teruji Shinozaki
8
一方的に、いじられてる感じで息苦しかったのですが・・・ 丸ごと1冊プロローグですかねぇ? まあ、それでも面白かったのでOKです。2012/05/14
_mogura19
7
オデットⅡ世を何とか外に出さなきゃーってところの描写がよかった。戦略面でも、超展開にしないで出来る出来ないって困惑したり、外に助けを求める展開がすごくよかった。グリューエルの言動と表情の不一致というかわくわくしてるのにシレッとしてる感じが何とも言えません。今回は前編にあたるということで、バルバルーサやヨット部も関与していましたし、最後でリリカママの出番が確定した模様。楽しみですね!2012/03/27
OTIUM
7
オデットⅡ世が出港するところの描写良いですね。SFの世界にどっぷりつかれます。グリューデル黒くなってきて、ますますラクス・クラインになってきましたね。 続きが楽しみです。 2012/03/26
夢民
5
いやぁ、変な展開にならずしっかり一歩一歩進んでくれているのでとても読みやすいですね。ここでキャプテンリリカかぁ。前後編扱いのようなのでこの先がとっても気になる!! グリューエルがやろうと思えば何でもできるのに、海賊として物事をすすめようとするとき(前の海賊として船に乗り込むとか、海賊として応対するときとか)に茉莉香に伺いたてる姿がめっちゃ健気2012/03/29
お~い
4
SF成分が足りなくなってきて読んだ一冊。 いやん、続きますやんと嘆いた本です。2017/08/17