内容説明
翼竜とともに生き、空の輸送にたずさわる人々―ディライヅ。その１人でまだまだ新米のリオルは、相棒の翼竜キャスパーとともに修行の日々を送っていた。ある日、リオルが成り行きで助けたカナンと名乗る少女は、翼竜を落ち着かせる不思議な歌声の持ち主だった。彼女に忍び寄る陰謀を知ったリオルは、カナンを救うために動き出す。爽快感溢れるジュブナイル・ファンタジー。
著者等紹介
諸星崇［モロホシタカシ］
２００５年、『リボーンリバースゴースト・コンタクト』（角川スニーカー文庫）で短編、『白王烈紀天の獣に王なる翼を』（富士見ファンタジア文庫）で長編デビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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海猫
25
お話のエンジンがかかるのが遅いので、魅力的な設定なのに序盤ワクワク感の上昇が薄いのが惜しい。しかし中盤以降王道ジュブナイルをガッツリ押さえた展開はけっこう熱く、ボーイ・ミーツ・ガールや少年の成長ドラマを堂々とやってくれるのは嬉しい。クライマックスの空中戦の臨場感もなかなか。コンパクトに面白い。2014/06/09
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