出版社内容情報
アップルが金融業界を牛耳ることを意味する、iPhoneに搭載されたSuica。「決済三国志」を描き出すビジネスドキュメント。
内容説明
アップルはいったい何をする気なんだ?―脱ガラパゴスに挑んだ起死回生の物語。2001年にJR東日本によって誕生したSuica。発行枚数約6000万枚を誇る国内無敵のIC乗車券/電子マネーも、高性能すぎたがゆえにグローバル化の波から取り残されつつあった。復活を賭けて挑んだのは、iPhoneへの搭載。熾烈な交渉のなかで、アップルに扉を開かせた切り札とは?銀行・クレジット会社・IT企業が覇を競う次世代決済戦争において主役に躍り出たSuica、その復活の軌跡を追う!
目次
プロローグ iPhoneにSuicaが載った日
第1章 日本初のIC乗車券Suica誕生
第2章 Suica躍進 エキナカ戦略と相互利用の拡大
第3章 翳りゆくSuica ガラパゴスという汚名
第4章 起死回生!アップルペイ上陸
第5章 黒船襲来に揺れるクレジットカード業界
第6章 確立されるアップル幕藩体制
第7章 電子決済三国志 グーグルとVISAの逆襲
エピローグ 世界に広がる「Suica経済圏」
著者等紹介
岩田昭男[イワタアキオ]
1952年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業、同大学院修士課程修了。月刊誌記者などを経て独立。流通、情報通信、金融分野を中心に活躍するジャーナリスト。セミナー講師も数多く務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hatayan
リキヨシオ
zoe
hk
よしよしニャンコ