朝日新書<br> 素数はなぜ人を惹きつけるのか

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朝日新書
素数はなぜ人を惹きつけるのか

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  • サイズ 新書判/ページ数 199p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022736031
  • NDC分類 412
  • Cコード C0241

出版社内容情報

【自然科学/数学】素数は多くの数学者たちを魅了してやまない。時に彼らは、人生の全てをリーマン予想などの素数の未解決問題に捧げるほど。本書は、べストセラー『99.9%は仮説』の著者が、文系にもわかりやすく魅惑に満ちた素数の世界を解説する。

内容説明

素数はミステリアスな数である。2、3、5、7と現れたかと思えば次は11。出没が気まぐれなのだ。人類はこの数の規則性を明らかにするために途方もない研究の歴史を積み重ねてきた。本書では文系にもわかりやすく奥深い素数の世界を解説する。

目次

第1章 素数を知れば、数学へのイメージが変わる
第2章 素数を知れば、日常のカラクリが見える
第3章 素数の歴史を知れば、人類の挑戦が見えてくる
第4章 リーマン予想が解ければ、歴史が動く
第5章 素数を知れば、宇宙の成り立ちがわかる
第6章 素数の見方を変えれば、その美しさが見える

著者等紹介

竹内薫[タケウチカオル]
1960年東京都生まれ。サイエンス作家。理学博士。東京大学理学部物理学科卒業、マギル大学大学院博士課程修了。物理、数学、脳、宇宙など難解な分野でもわかりやすく伝える筆致に定評がある。『99.9%は仮説』(光文社新書)は、40万部を超えるベストセラーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ビイーン

32
読み終わった後、素数の見方が変わり素敵に思えてくるから不思議。東工大ギャグ?寒過ぎる。2017/05/22

kochi

28
数論は数学の女王とか。その数の中でも「素数」は、古くから、数学にかかわる人々の関心を集めてきた。本書にもあるが、古代ギリシャでも素数が無限個あることが証明されていたらしい。その素数について入門的、全般的に解説する本書。自然数とは?から始まり、興味をそらさないように素数にまつわる東工大ジョーク(素敵!!)を紹介し、その後は一気呵成に、オイラー、ガウス、リーマン、ラマヌジャンなどの業績を紹介しつつ素数研究の歴史をたどる。宇宙の究極理論かもしれない「超ひも理論」にも素数が出てくるらしい。驚くしかない。2018/08/17

to boy

27
素数の魅力について非常にわかりやすくまたエキサイティングに紹介されています。ハイライトのリーマン予想の説明もわかりやすかった。素数の分布、ゼータ関数のモーメントとかが物理学と関係してくるってとても不思議な話。人類にはまだまだ未知な事柄がたくさん残っているんだなぁって思いました。2019/08/23

かず

25
★★★Audible。2018/05/12

ひろき@巨人の肩

24
Audiobookにて。読後、確かに素数に惹きつけられた。双子素数や素数ゼミ、RSA暗号といった素敵な小噺から始まり、最後は素数と宇宙の関係に迫る。素数分布を記述したリーマン予想、その中のゼータ函数のゼロ点分布と原子核のエネルギー準位との一致。時空の拡がりにおいても素数の有意性があるかもと考えると、とても面白い。2018/11/20

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