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朝日新書
ほろ酔い文学事典―作家が描いた酒の情景

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  • サイズ 新書判/ページ数 267,/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022735522
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C0295

出版社内容情報

【文学/随筆】夏目漱石のビール、ヘミングウェイのフローズン・ダイキリ、開高健のロマネ・コンティ、村上春樹のシングルモルト、江國香織のグラッパ、川上弘美の居酒屋酒……。美酒に酔い、名文に酔う。作家が愛する酒の文学をひもとき、豊饒な世界を味わう好エッセイ。

内容説明

作家の酒との付き合い方は、各人各様。お風呂上がりに、ビールをただひたすら、ゴクゴクゴク。宿酔いの朝、コーヒーの代わりにシャンパンをグッと一杯。チキンライスやコロッケなど、洋食を肴に日本酒をちびりちびりと。琥珀色のシングル・モルトに、澄んだ水をほんの少し加えて。飛行機に乗ったら、ブラディマリーを注文。焼酎をショッチュウ飲んだり、「ノーメル賞」で表彰されたり…作家をめぐる酒の話は尽きない。いざ、美酒と文学の世界へ!

目次

第1章 ビール
第2章 ウイスキー
第3章 ワイン
第4章 スピリッツ(ハードリカー)
第5章 カクテルとリキユール
第6章 紹興酒
第7章 日本酒

著者等紹介

重金敦之[シゲカネアツユキ]
1939年東京生まれ。慶應義塾大学卒。朝日新聞社入社。「週刊朝日」編集部在任中に松本清張、池波正太郎、渡辺淳一らを担当、多くのベストセラーを生み出した。退職後、大学教授を経て、文芸ジャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あいこ

7
事典と名乗るにはおよそ主観とムラが多くて、期待はずれ。読書案内、ぐらいの看板をあげておいてほしいところ。作品の出典を巻末に載せてくれているのは、ありがたいけれども。 貴重な体験や、高価なお酒を飲んだことは、それはそれで随筆として、住み分けをしてほしいですね。2015/04/15

ず〜みん

4
図書館の本で読破。酒は人なり、時代なり。呑める者も呑めない者も文学の世界ではそれぞれが主役になる。未読の本が多過ぎてメモしながら読んだけど、ついでにお酒もメモして、飲みながら…と読んだので、借りるんじゃなく買ってじっくり読みたいと感じた本。2014/05/05

Reading

2
お酒と読書が好きなので読んでみました。 ビールやウイスキーやワインといった洋酒から紹興酒や日本酒など幅広いお酒とそれらが登場する文学作品のお酒の場面を抜粋してそのお酒と作家の関係性などが紹介されています。 また著者のお酒に纏わるエピソードや解説もあるのでお酒好きには楽しめる作品だと思います。2021/12/18

Ex libris 毒餃子

2
ワインの章が詳しめです2014/04/11

niisun

2
著者の重金敦之さんは、池波正太郎、松本清張、渡辺淳一などの編集を務めていらっしゃった方で、作家の先生についてお詳しいので楽しいですが、ちょっとお詳しすぎるのと、重金氏自身が75歳くらいとご高齢なため、取り上げる文学作品が、自分にとっては微妙に古いので、むしろ自分が読んだ本を基にして、酒にまつわるものを自分で集めてみたくなりました♪ 今度、時間のあるときにでも、まとめてみたいですね。2014/03/22

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