出版社内容情報
3.11と原発事故、伝わらない情報、マスコミとの闘い――2010年10月から2年間、内閣審議官をつとめた著者が見た国家中枢。なぜ首相はすぐ代わるのか、なぜ「何も決められない」のか。政権交代でも変わらぬ官邸の掟とは。驚きの官邸見聞記。
内容説明
民主党政権は、なぜ国民への説明不足に終始したのか。官僚の作る言葉は、なぜあんなにもわかりにくいのか。日本のリーダーは、なぜ1年で代わってしまうのか。総理大臣を取り巻く、目に見えない“筒型の防火壁”。それでも霞ケ関広報に芽生えつつある、変化の兆し。―国家中枢に突然飛び込んだ、元テレビキャスターの現場報告。
目次
序章 学生ボランティア発→TBS経由→首相官邸着
第1章 ズルズルと税金泥棒へ―2010年10月22日~12月
第2章 スパゲティ総理からの脱却を目指して 2011年1月~3月11日
第3章 すべてを変えた東日本大震災 2011年3月11日~5月
第4章 “首”カードと引き換えに 2011年6月~9月2日
第5章 職場を変えて―“伝わる広報”への挑戦 2011年9月~12年3月
第6章 原発広報―「再稼働」から「ゼロ戦略」まで 2012年4月~10月
著者等紹介
下村健一[シモムラケンイチ]
1960年東京都生まれ。東京大学法学部卒。85年TBS入社。アナウンサー等として活躍。99年にTBS退職後も「みのもんたのサタデーずばッと」などテレビ報道に携わりながら、市民メディアの育成につとめる。2010年10月から2年間、菅直人首相の要請で、内閣広報室審議官。13年から慶応大学特別招聘教授、関西大学特任教授など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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